【モスクワ共同】国営ロシア鉄道は1日朝、来年2月にソチ冬季五輪が開催される南部ソチとモスクワを結ぶ2階建て寝台列車の運行を開始し、一番列車がモスクワ・カザニ駅からソチ・アドレル駅に向けて出発した。2階建て列車はロシアでは初めて。
ソチはモスクワから直線で約1400キロ離れている上、外国からの航空便も少なく、五輪会場への観客輸送が課題。新列車運行で輸送力は強化されるが、片道約25時間かかるため、長期休暇期間でもない2月に一昼夜かけて五輪を見に行く乗客がどれだけいるのか、疑問視する声も出ている。
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