12月1日、第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)日本代表選手団は、陸上競技の2選手が欠場することを発表した。
欠場する選手名と理由は次の通り。
男子ハンマー投 室伏広治選手
2006年9月24日に出場したスーパー陸上で右ふくらはぎに異常を感じたが、自己判断で練習を続け、アメリカでもトレーニング調整してきたが回復せず、11月24日に帰国後診断を受けた。受診の結果、右脚ふくらはぎ筋部分断裂(症状名:右下腿腓腹筋部分断裂)により約3週間の安静加療が必要とされたため。
女子競歩 川真裕美選手
伸展時に左膝後方に痛みがあり、受診後加療を続け、最終合宿に11月26日に参加したが出場を見送ることとした(症状名:左半膜様筋腱炎、左足底筋腱炎、左腓腹筋内側頭炎)。
記者発表の席上、陸上競技の澤木啓祐監督は、「2名の選手はそれぞれ出場を目的に、最後まで調整を続けてきた。室伏選手からは11月28日に、症状的には極めて悪いが、日本代表選手団の一員として非常に責任を感じている。出場については監督に判断を一任しますという状況説明があった。今回無理をして、来年の世界陸上や北京オリンピックに影響がでてはならないと判断した」とコメントした。
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