IOCのロゲ会長、組織委員会のアンゲロプロス・ダスカラキ会長が1月16日、アテ
ネ・オリンピックの聖火トーチのデザインを発表した。一枚のオリープの葉をかた
どった高さ68センチ、重さ700グラムのトーチは、銀色の葉の部分がマグネシウム製
で、取っ手にはオリーブの木が使われている。
古代オリンピックで勝者に与えられる冠に使われたオリーブの葉は、ギリシャの
シンボルであり、アンゲロプロス会長は「このトーチは、平和と希望を重んじるギ
リシャの精神を行く先々で示すでしょう」と願いを語った。
聖火リレーは、2004年春に古代オリンピアの神殿を出発。五大陸を巡った後に、
トルコにほど近い小さな島カステルロッソを通って本土に渡り、8月13日に開会式の
ためアテネのオリンピック・スタジアムにもどってくる。組織委員会によれば、聖
火リレーには2万本のトーチが使われ、細かなルートは2月に発表される予定。
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