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2006.02.23 お知らせ

IOCアスリート委員選挙の結果発表

2月23日、IOCアスリート委員選挙の結果が発表された。

今回の選挙では2名の枠に対して15名が立候補していた。日本から立候補していた荻原健司氏は、トリノの三ヵ所の選手村を回って選手たちと直接話しながら精力的な活動を行っていた。
(2/9付トリノニュース参照)

15日間の投票期間は22日に終了し、投票結果は、カナダの女子クロスカントリーのベッキー・スコットさんが449票、フィンランドの男子アイスホッケーのサク・コイブさんが412票を獲得しアスリート委員に決定。荻原氏は、392票を獲得し、次点。惜しくも20票差で落選となった。

IOCによると、投票率はソルトレークシティー大会期間中の選挙では70.4% だったが、今回さらにアップし、78.2%とのことである。

この結果を受け、荻原氏は次のコメントを発表した。

「この度は、JOCのご推薦により出馬いたしましたIOCアスリート委員選挙に、日本代表選手をはじめ、多くのアスリート達の期待を頂き選挙に臨みましたが、惜しくも落選いたしました。まず、この度の選挙にご支援くださいました多くの皆様に心から感謝申し上げます。私としては、当選を期すために3つの選手村にて選挙活動を展開してまいりました。世界の選手達と語らい、私の思いを伝えてきたつもりですが、残念ながら当選するまでには至りませんでした。
しかし、今回の選挙活動の中で多くの世界各国のアスリートたちに出会い、彼らとオリンピックやスポーツ選手の環境整備等について語りあったことは、私の財産となることと思います。今後は、この度の結果に落胆することなく、自分自身の取り組みに精進し、日本のスポーツ振興にお役に立てるよう努力する次第です。」

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