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2007.08.08 オリンピック

北京へ向けて発信! 日本代表選手団公式応援マークを発表!

北京へ向けて発信! 日本代表選手団公式応援マークを発表!
日本代表選手団公式応援マーク。 写真提供:アフロスポーツ

JOCは8月7日、都内において第29回オリンピック競技大会(2008/北京)で使用する日本代表選手団公式応援マークを発表した。

このマークは、「みんなで応援!」をコンセプトに、日本全体の「心」をまとめ、一致団結して日本代表選手団の活躍を応援し、今までのオリンピックにはなかった大きなムーブメントの醸成を願って制作したもの。日の丸をイメージした赤と白を基調に栄光のイメージである金を配色。日本代表の公式ウエアにも使用される「JAPAN OLYMPIC TEAM 2008」(JAPANロゴ)を取り入れることで、出場する選手との一体感を表した。代表選手だけでなく、応援する国民、企業、JOCの思いを集約し、それぞれの立場で「日本の、日本人の活躍」を願うシンボルマークとして、今後展開していく。

会見の場でJOCの遅塚研一専務理事は、「この応援マークをもとに、すべての国民が日本代表選手を応援し、感動を共有していきたい。そのためにJOCは全力を尽くしていく」と挨拶。また、JAPANロゴをデザインしたミズノ株式会社の上治丈太郎専務取締役は、「1924年のパリ大会からオリンピックに関わってきたミズノですが、日本代表選手がこのロゴとともに北京で活躍することを期待し、今後も協力していきたい」と語った。

北京へ向けて発信! 日本代表選手団公式応援マークを発表!
左から原田選手(シンクロ)、塚原選手(体操)、吉田選手(レスリング)。 写真提供:アフロスポーツ

会見には、シンクロナイズドスイミングの原田早穂選手、体操の塚原直也選手、レスリングの吉田沙保里選手の3人が、応援マーク入りのポロシャツに身を包み、それぞれチアスティック、メガホンを持って登場。応援される側の選手の気持ちを聞かれ、吉田選手は「入場時に応援の声が聞こえると気合が入り、心強いです」とコメント。また塚原選手は「演技中は応援の声を取っておいて、最後の下り技が決まった時に爆発させるような応援がいいですね。ガンバの声が多いと、気合が入ります」と話し、原田選手は「水中では声援が聞こえないですが、脚技やリフトの時に大きな声援が聞こえると、技が決まったんだなと思い、頑張る力になります」と話した。

また、北京へ向けての意気込みを聞かれ、原田選手は、「北京まで1年という時に2人の金メダリストに囲まれていい刺激になりました。ぜひ、いいメダルを獲りにいきたい」、塚原選手は、「次で4回目のオリンピックになりますが、今回の選考が一番厳しいと感じています。選考を勝ち抜いて北京で応援マークと一緒に戦えるように頑張りたい」、また吉田選手は、「9月の世界選手権で優勝すれば北京オリンピック代表が内定するので、必ず優勝して、北京オリンピックまで無敗を続けて2連覇したい」と、それぞれの熱い思いを語ってくれた。

なお応援マークは、現状の四角型だけでなく、丸型、縦長、横長としても使用できるほか、オリンピックの5輪のカラーでも展開。上部の白い部分に写真等をはめ込むなどして使用することもあり、今後さまざまな応援グッズや広告などで使用されていく。さらに北京オリンピック日本代表選手を応援するJOCの会員組織「チームがんばれ!ニッポン!」でも使用していく。

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