JOCは7月10日、喜多方市の押切川公園スポーツ広場と押切川公園体育館で「2010オリンピックデーラン喜多方大会」を開催しました。2のコースをオリンピアンと走るジョギングや、水泳・シンクロ、野球、サッカー、バドミントンの教室などが行われ、集まった子供たちは笑顔あふれる一日を過ごしていました。
喜多方大会に参加したのは、デーラン・アンバサダーの中村真衣さん(水泳・競泳)、黒木知宏さん(野球)のほか、鈴木絵美子さん(水泳・シンクロナイズドスイミング)、川上直子さん(サッカー)、舛田圭太さん(バドミントン)、桧野真奈美選手(ボブスレー)の計6人のオリンピアン。さらにマクドナルドのキャラクター「ドナルド・マクドナルド」も駆けつけてくれました。
前夜の雨から一転、大会当日は晴天に恵まれ、参加者は元気いっぱいに2のジョギングをスタートしました。オリンピアンとおしゃべりをしながら楽しくジョギングする家族、沿道からの「頑張って!」の掛け声に反応して力を振り絞って走る子、オリンピアンについていこうと最後までペースを落とさず頑張った子など、それぞれに思い出深いデーランとなった様子でした。
ジョギングの後は、オリンピアンと競争する50m走。上位3名にはメダルが贈られることもあって、みなさん本気です。全体のトップは舛田さんの7秒09で、オリンピアンの面目を保ちました。続いて行われた体力テスト・トークコーナーでは、子供たちがオリンピアンに挑戦。
長座体前屈では、柔軟性があると思われたシンクロの鈴木さんが年齢平均より硬く、「身体が硬くてもシンクロを出来ることを証明しました!」と話し、子供たちを笑わせていました。
午後は、競技ごとに分かれてオリンピアンによるスポーツ教室が行われました。舛田さんによるバドミントン教室では、基礎フォームのほかトップアスリートの心構えを指導。
「どんどん質問したり、コーチのフォームを色んな角度から見ようと動き回ったりしていた子がトップに出てきます」と、モチベーションの大切さを伝えていました。
水泳・シンクロ教室では、中村さんと鈴木さんが指導。競泳のフォーム指導のほか、手をかいて浮いたり足を上げたりするなどシンクロの基礎にも挑戦しました。
最後には競泳とシンクロのお手本を2人が披露。
中村さんによる滑らかなフォームの背泳ぎや、鈴木さんによる美しいシンクロの演技を間近で見た子供たちからは、感嘆の声が上がりました。
野球教室では、黒木さんが「打ったら走れ!気を抜くな!」「セーフ!」とグラウンドの端まで届く大きな声を出し、子供たちは全力で走ったり、ボールを投げたりと、やる気を引き出された様子。「何事にも全力でやる精神が大切」と、熱い心を伝えていました。サッカー教室は、川上さんが指導して試合形式での練習。巧みなドリブルやディフェンスを披露し、「もっと攻めてボールを取りに行こう!」など子供たちにエールを送っていました。
オリンピアンと一緒に気持ちよい汗を流したオリンピックデーラン喜多方大会。それぞれの心にスポーツの楽しさが刻まれた一日となったことでしょう。次回のデーランは、9月12日(日)、北海道の士別市陸上競技場で開催。参加方法は、同ホームページで掲載します。
CATEGORIES & TAGS