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2006.02.24 オリンピック

【フィギュアスケート】荒川選手金メダル獲得!! 村主選手は4位入賞

【フィギュアスケート】荒川選手金メダル獲得!! 村主選手は4位入賞
荒川選手の金メダルの演技(写真提供:アフロスポーツ)
【フィギュアスケート】荒川選手金メダル獲得!! 村主選手は4位入賞
今大会初のメダルを「金」で飾った荒川選手(写真提供:アフロスポーツ)

2月23日、パラベラで行われたフィギュアスケート女子シングルフリーで荒川静香選手がショートプログラム3位から逆転し、金メダルに輝いた。

荒川選手は2004年世界フィギュアスケート選手権大会で優勝したときに使用した、大好きなプッチーニの『トゥーランドット』に合わせて最高の滑りを見せた。
最初のコンビネーションジャンプ3回転ルッツ+2回転ループを確実に決め、その後も着実にジャンプを成功。手を離すY字のスパイラル、イナバウアーでは会場からため息と拍手が起こり、最後の3連続コンビネーションジャンプも見事に決め、会場には今大会初のスタンディングオベーションが起こった。
125.32点の高得点が出ると、思わず大きくガッツポーズをした荒川選手。ショートプログラム、フリーの合計得点191.34点で、アメリカチャンピオンのコーエン選手(アメリカ)、ヨーロッパチャンピオンのスルツカヤ選手(ロシア)を抑えての優勝となった。
荒川選手の金メダルは今大会、日本勢初のメダル獲得。フィギュアスケートでの金メダル獲得は日本人選手並びにアジア初の快挙。
荒川選手は、「いまだに信じられない。今回は精一杯楽しめればいいと、無欲だったことがよかった。このメダルは、私を支えてくれた方々との協同のメダルだと思っている」と語った。

村主章枝選手はラフマニノフの『ピアノ協奏曲第2番』にあわせて、ジャンプを丁寧に決め、軽やかな滑りを見せた。最後の高速スピンでは拍手が起こり、村主選手の演技終了後も会場は総立ちで拍手を贈った。フリーの得点113.48点でショートプログラムとの合計は175.23点。惜しくも4位入賞となかったが、優雅に滑りきり観客を魅了した。
村主選手は「力は出し尽くした。今日の結果はこの先に続く道になる」と涙を浮かべて語った。

オリンピック初出場の安藤美姫選手は4回転サルコウに果敢に挑戦した。プッチーニの『蝶々夫人』を使用したフリーの演技はその後もジャンプのミスがあり、84.20点。合計140.2点で15位に終わった。
安藤選手は「夢の舞台で4回転に挑戦できてよかった。オリンピックは1回目と2回目では違うと思うので、次も味わってみたい」と次なる目標へ決意を語った。

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