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2005.02.10 オリンピック

トリノオリンピックでも「一校一国運動」行なわれる

1998年に長野大会でスタートした「一校一国運動」が、トリノ大会でも引き続き行なわれることになった。このプロジェクトが目指すものは、人間同士や国同士の理解と協力であり、平和と友好の絆をより強め、社交・文化・スポーツ・ツーリズムなどの分野で交流を持ち、永遠の関係を築こうというものである。

「一校一国運動」は、オリンピック開催地域の学校とトリノ大会の参加国(地域)との交流にある。第1号はトリノの高校Liceo Scientifico“Copernico”とフィンランドのヴァーサにあるVoyrinkaupungin Koulu専門学校との間の合意でスタートした。イタリアとフィンランドの交流では、TOROCとヴァーサの学校とのビデオ会議を予定。テーマには文化、ツーリズム、環境、そしてウィンタースポーツなどが含まれている。「このプログラムは、ホスピタリティや友好、文化交流などを通じて若者を教育することを目標としている。そして、これは発展途上国や経済的に恵まれていない国を巻き込んで、オリンピックの連帯感を高めるものとなる」とTOROCのロバート・ダネオ氏は説明している。

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