トリノオリンピック冬季大会組織委員会(TOROC)はイタリアとトリノオリンピック冬季大会をアピールするための大きなチャンスに恵まれた。
イタリアの自動車メーカー、フィアット社の傘下にあるフェラーリが2台のフェラーリ612スカリエッティを提供し、2008年のオリンピック開催地、中国の北京まで、約20,000kmの道のりを2カ月で横断することになったのだ。
8月29日に出発した2台のフェラーリ612スカリエッティはウインドスクリーンにトリノオリンピック冬季大会のエンブレムをつけて45日で大陸横断に成功。北京に到着した後チャリティーオークションにかけられ、中国の建設関係の若きビジネスマンGou Bao Tianさんが340万元(およそ4600万円)で落札した。落札額はすべて中国の子供たちを支援するChing Ling財団に寄附された。
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