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2006.02.08 オリンピック

トリノMPCチームVoL.1「MPCにJOCオフィスあり」

JOCではトリノ市内のメインプレスセンター(MPC)にJOCオフィスを開設している。日本からトリノ入りしている取材陣の日本代表選手団への取材を調整するのが主な役割で、記者会見の実施、プレスリリースの配布、競技会場での取材対応など、選手のコンディションを配慮しスムーズな取材が可能となるようにトリノで大会がスタートする前から帰国時まで対応する。

JOCオフィスでは日本代表選手団プレスアタッシェをヘッドに、4名の広報スタッフとテレビ局の代表であるコーディネーター2名が働いており、JOCホームページの現地情報の発信も行っている。

 朝から深夜まで毎日取材関係の大勢の訪問を受けるが、それ以外では開催前ということで組織委員会の日本語ボランティアの方々が「 なにか問題はありますか?」と1日1回様子を見に来てくれる。とにかくこれが有難い。
オリンピック関係の施設内ではどの開催地でも英語が広く使われているが、ここトリノでは英語よりもイタリア語のようだ。インターネット環境について問合せると、オフィスに来てくれた技術者もこちらが英語で質問してもイタリア語で答えるので少々困ってしまった。日本語ボランティアの方に連絡するとすぐに駆けつけてくれて、通訳してもらいやっとお互い理解することができた。

 また、よくオフィスの入り口に笑顔の外国人が立っていることがある。大抵は外国のメディアの人やセンター内で働くボランティアなのだが、何か問い合わせかとでていくと、「ピンを交換してもらえますか」と言う。手持ちのピンにも限界があるので、笑顔で「Sorry」と返すしかない。(断られるのにも慣れているのか)皆笑顔で帰っていくところも世界中から集まった様々な人々が働く、4年に1度開催される最大規模の平和の祭典オリンピックだ。 

ここトリノで、オリンピックに関わるみんなが、まもなく始まる本番を楽しみにしている。

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