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1997.03.01 オリンピック

参加選手人数は最大1万200人

 選手村の建設の問題から、参加選手の人数がこれ以上増えないようにとIOC(国際オリンピック委員会)に働きかけていたSOCOGだが、このたびSOCOG会長であり、オリンピック大臣でもあるマイケル・ナイツ氏は、メキシコのカンクンでIOCのサマランチ会長を始めとする首脳陣との会談の結果、参加選手人数を1万200人に抑えることで合意に達した旨を発表した。

 「トライアスロンとテコンドーという新しい競技が加わることを考慮すれば、納得のいく数だ。また、スラローム・カヌーと、ホワイトウォター・カヤックをオリンピック種目に加えないですんだことにも喜んでいる」とナイツ氏。

このカヌーとカヤックは、この種目のためだけに12億円もかけて施設を建設する資金がないことを理由に、種目から外すことが話し合われていた。

参加選手人数は当初1万人の予定だったが、アトランタ・オリンピックの時点で、選手村の許容量をはるかに越える要求でIOCとSOCOGとの間で交渉が行われていた。ナイツ氏によれば、「200人のオーバーなら無理なく選手村に収容でき、新たな施設の建設は必要ない」とのことで、予算的にもひと安心といったところだ。

 

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