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1997.06.01 オリンピック

地元2大紙がオリンピックチームに

 『チーム・ミレニウム』という形でスポンサーの多くの企業をチームに抱き込んできたSOCOG(シドニー・オリンピック組織委員会)だが、3月25日、シドニーの2大新聞であるシドニー・モーニングヘラルドを発刊しているフェア・ファックス社とデイリー・テレグラフのニュース・リミテッド社がこのチームに加わることが発表され、周囲の度肝を抜いた。

 SOCOGオフィスで開かれた記者会見には、SOCOGのマイケル・ナイツ会長、AOCのジョン・コーツ氏、ニュース・リミテッドのラクラン・マードック氏、フェア・ファックスのロバート・マスコット氏が出席し、それぞれの抱負を語った。目的は「2紙を通し、オリンピックの情報を広く国民に広めること。また、アトランタで問題となった、メディアとオリンピック運営の間の壁を無くし、ダイレクトな、真の報道を可能にするため」だ。

 2大紙がチームに入ったことで、報道の自由が妨げられることは一切ないという。

 テレグラフ紙のリミテッド社は、聖火リレープログラムのマーケティングの権利を持ち、また、ヘラルド紙のフェアファックス社は97年の9月に始まるオリンピック・アート・フェスティバルの第1弾、“夢の祭典”のマーケティングの権利を持つことになる。

 

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