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2014.02.06 オリンピック

加藤「金メダルに全力で挑戦」、小平「リンクと仲良くできている」=スピードスケート日本代表会見

加藤「金メダルに全力で挑戦」、小平「リンクと仲良くできている」=スピードスケート日本代表会見
複数のメダルを狙うスピードスケート男子代表

 ソチオリンピックのスピードスケートに出場する日本代表選手が5日、オリンピックパークに隣接するメインプレスセンターで記者会見を行いました。男子500mでともに金メダルを狙う加藤条治選手、長島圭一郎選手をはじめ、女子の小平奈緒選手や日本代表選手団の副将を務める田畑真紀選手ら、合計17名の選手が大会を前に抱負を語りました。

■石幡忠雄監督
 ソチに入ってから順調にトレーニングを重ね、本番に向け一層気合を入れたところです。会見の前には橋本聖子団長から「緊張することなく普段の力を一生懸命出してください」という言葉をいただきました。選手たちはオリンピックの自分のレースに向かって気力や体力を研鑽してきました。それを大会では100%出してほしいです。皆で同じ目的に向かって一緒にやれば、できないことではないと思っています。

<男子>
■近藤太郎選手
 ソチに入ってからコンディションはかなり上がってきています。今大会の目標は自分の精一杯の滑りをすることで、今ある力を全部出し切れるようにコンディショニングしていくことが一番大切だと思っています。そして4年後に向けて、この大会で何でもいいので経験や吸収できるように頑張りたいです。

■及川佑選手
 これまでいろんな経験をしてきて、この4年間スケートをやってきて、レース当日に向けていい準備ができたと思います。現在の調子は正直わかりません。ただ、レース当日には100%以上の力を出せる自信がありますし、この大会に向けて父親からもらった言葉(乾坤一擲)を胸に、全力で金メダルに挑戦したいです。

加藤「金メダルに全力で挑戦」、小平「リンクと仲良くできている」=スピードスケート日本代表会見
3大会連続出場の加藤選手。調子は「いい感じ」と語った

■加藤条治選手
 現在の調子は上っている最中で、まだ完全ではないですが、僕はいつもレースの2、3日前、もしくはもっとギリギリに急激にコンディションが整うように調整しているので、そうなるように今はいい感じで上がってきているところで、うまくいく見込みは大いにあります。今回は3度目のオリンピックで、これまでまだ金メダルを取っていないので、金メダルに向かって全力で挑戦するというのが今回のオリンピックの大きな目標です。

■長島圭一郎選手
 金メダルを目指して頑張りたいと思います。コンディションはいつもどおり変わらずです。

■上條有司選手
 現在のコンディショニングは計画通りに来ていて、試合にしっかり合わせられるように調整中です。自分のスケート人生の集大成として、メダルを全力で狙っていきたいです。

■山中大地選手
 初めてのオリンピックですが、いろんなプレッシャーがある中で、自分のベストパフォーマンスが出せるように頑張ります。コンディションは、レースが近づいてきて、だんだん全開に近づいていると思っています。いいレースができるように頑張ります。

■ウィリアムソン師円選手
 ソチに入って、少しずついい感じに仕上がってきています。スピードスケートでは男子5000mが一発目ということで、自分の滑りで後に続く日本の種目に勢いをつけられたらいいと思います。自分の100%の力を出し切ることだけを目標にして、3日後のレースに備えます。

加藤「金メダルに全力で挑戦」、小平「リンクと仲良くできている」=スピードスケート日本代表会見
会見でにこやかにポーズを決めるスピードスケート女子代表(写真:アフロスポーツ)
加藤「金メダルに全力で挑戦」、小平「リンクと仲良くできている」=スピードスケート日本代表会見
「気持ち8割、からだ全力」で試合に臨むと語った小平選手

<女子>
■辻麻希選手
 先日タイムトライアルを行い、現状としてはだいぶ調子が上がってきています。あと一週間切った中でどう調整するかが勝負になってくると思うので、しっかりモチベーションを高めつつ自分の最高の状態に持っていけるように調整してみたいと思います。日本の代表として来ているからには、しっかりメダルを持って帰れるように最大限の力を発揮できるように頑張ります。

■住吉都選手
 目標は500mでメダルを獲得することです。ソチに入ってかなり状態が上がってきています。それでもまだ今の自分は超えられていないと思っているので、残りの一週間でさらに精度を上げ、今シーズンの自分の一番の滑りをしたいと思います。

■石澤志穂選手
 2度目のオリンピックということもあって、メダルしか目標にしていません。先日のトライアルでタイムがひどかったのですが、あまり気にせず当日にピークを持っていけるようにしたいと思います。

■藤村祥子選手
 現状は氷の感触がまだしっかりつかめていない感じです。目標は人生で最高の滑りをするということなので、そこに向かってしっかり調整したいと思います。

■穂積雅子選手
 時差ボケが直ってきて、トライアルのタイムはトップで戦えるかは正直まだわかりませんが、自信を持って挑戦者の気持ちを忘れずにレースに臨みたいです。目標はバンクーバー以上の成績を残すことです。

■小平奈緒選手
 結果は後からついてくるので、自分がやってきたことを示すことが今回のオリンピックの目標です。コンディショニングは、ソチのリンクと仲良くできている感覚があるので、いつも通りのペースで本番まで調整していきたいと思います。

■田畑真紀選手
 今回の目標は、オリンピックという大舞台でこれまで積み上げてきた自分の最高の滑りをすることです。今日トライアルを行いましたが、設定タイムどおりいかず、まだ調子が上がってないところなのですが、レースまで10日あるのでしっかり体調を整えていきたいです。

■菊池彩花選手
 今回は1500mとチームパシュートに出るので、両方とも自分らしいスケーティングをしてベストパフォーマンスを出せるように頑張りたいと思います。そこにいく上で現状はあまりいい状態とは言えないのですが、長野にいるときよりは少しずつ上がってきたので、結果ばかりを求めすぎるのではなく、まずは今自分ができることを一つ一つやって、最高の状態に持っていけるように頑張ります。

■木菜那選手
 今回の目標は、悔いの残らないように一つ一つのレースで最高の滑りをして、ゴールすることです。今日トライアルをしてあまり良くなかったのですが、課題が見つかったので、それをあと10日間で最高のコンディションにして、最高のレースができるようにしたいと思います。

■押切美沙紀選手
 今回の目標は、初めてのオリンピックなので自分の滑りをして、次に生かせるような滑りをすることです。現状は今日のトライアルであまり良くなかったので、今後良くなっていけるように調整したいと思います。

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