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第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)

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【メダリスト会見】瀬戸選手「今回は悔しいオリンピック」

カテゴリ:オリンピック
2016.08.11
【メダリスト会見】瀬戸選手「今回は悔しいオリンピック」
メダリスト記者会見に出席した右から瀬戸大也選手、坂井聖人選手、松田丈志選手、小堀勇氣選手、江原騎士選手

 リオデジャネイロオリンピックの競泳男子200mバタフライで銀メダルを獲得した坂井聖人選手、同400m個人メドレーで銅メダルを獲得した瀬戸大也選手、4×200mリレーで銅メダルに輝いた松田丈志選手、小堀勇氣選手、江原騎士選手が会見に臨み、現在の心境を語りました。

――今の心境を教えてください。瀬戸選手から、400m個人メドレーのメダルを取って日にちは経ちましたが、どのような気持ちでしたか?

瀬戸選手 400m個人メドレーは自分の得意種目ですし、初日で金メダルを狙っていったのですが、そこでなかなか自分の思うようなレースができず。自分自身、初めてのオリンピックだったので、それでメダルを最低限取れたことはうれしかったのですが、悔しさもあります。メダルは取れたのですが、ここ数日間は、昨日の200mバタフライでもあまりいいレースができなかったので、今回は悔しいオリンピックだなと思っています。

――坂井選手、昨日会場を離れてからどのように過ごして、いまどのような気持ちですか?

坂井選手 僕はすべてが初めての経験で、200mバタフライ1本しかなかったので、とにかく全力でチャレンジャーとしてやるだけだったので。全力でやって2位という結果だったんですが、あのときはうれしかったんですが、いま良く考えてみるとやっぱりすごく悔しいですし、あと0.04秒で優勝を逃したので、すごく悔しい気持ちが今はあります。部屋に戻るとルームメイトの藤井拓郎さんと小長谷研二さんと中村克さんが夜遅いのに起きていてくれて、お祝いのメッセージをもらってすごくうれしかったです。

――選手村に戻ったのは何時くらいだったんですか?

坂井選手 (夜中の)2時くらいだったんですが、その時間に起きていてくれていので、すごくうれしかったです。

――松田選手、52年ぶりになります800mリレー(のメダル)。一夜明けた今の心境を教えてください。

松田選手 最低限、このリレーでメダル獲得ということでしっかり仕事をすることができてほっとしたという気持ちが一番大きいです。前回の東京オリンピック以来の自由形でのメダル獲得も大きいですし、競泳に関してはシドニーオリンピック以降毎大会、リレーでメダルを取ってきていて、チームとしてリレーでメダルを取ることは大きな意味があると思っていて、このあとメドレーリレーがありますが、まずは(4×200m)リレーでも獲得できたというのはチームとしてもすごく良かったと思っています。

――ご自身は200mのバタフライで過去の2大会でメダルを取っています。アテネオリンピックでは山本貴司さんが取っていますし、坂井選手が出てきて、200mバタフライは4大会続けてメダルを取っています。後輩にはどのような感想を持っていますか?

松田選手 今回、(坂井)聖人がとてもいいレースをして銀メダルを獲得してくれて。いま本人も言っていましたが、金に限りなく違い銀メダルだったと思うので、その悔しさを忘れずに次の東京でまだがんばってほしいなと思います。200mバタフライに関しては、日本の得意種目と言っていい種目になってきているので、この流れを続けていってほしいと思います。

――小堀選手、一夜明けた感想を聞かせてください。

小堀選手 オリンピックの舞台に立てることが僕の中ではすごく大きくて、なおかつ4月の選考会でこのメンバーに決まったときに、メダルが狙えるということで、僕自身不安もありながらすごしてきた4カ月だったんですが、メダルを取ることができて、まだあまり実感がわいていないというか。実感がわいてこなくて、昨日は一睡もできなかったんですが、これから徐々に実感がわいてくるんじゃないかなと思います。

――昨日、メダルを持って帰ってきてチームメイトや家族や友人から連絡があったりといった触れ合いのなかで感じた思い、今の気持ちはいかがでしょうか?

江原選手 まず(選手村に)帰ってきて、携帯を開いたときにメッセージが何百件と入っていて、祝福のメッセージもありました。やはり2位と0.4秒差で負けてしまって僕自身、もうちょっと役割を果たせたらなという悔しい気持ちも自分の中であって。でも初めてのオリンピックで初めての舞台に立てたことだけでも僕は幸せなんですけど、3人に助けられて初出場でメダルも取れたことはこの上ない幸せですし、いろんな人から祝福されたことも幸せだなと感じました。


――全選手にお伺いしたいのですが、悔しいという発言をされていますが、具体的にこういうことができていれば上にいけたんじゃないかと反省されていることがあれば教えてください。

瀬戸選手 自分自身、すごく調子が良かったんですが、今回一番学んだのは調子が良くても、予選、決勝という順序をうまくステップを踏んでいく(必要がある)ことを学びました。

坂井選手 僕の反省点は前半の100mをリラックスしすぎて抑えて入りすぎたのが負けにつながったのかなと思うんですが、でもそれもいい方向にもいっていてラスト50mで強豪の選手をまくれたというのもいい点なので。反省点とはいかないですが、前半の100mの入りがリラックスしすぎていたのが反省点ですね。

松田選手 2位と0.3、0.4秒弱の差でしたし、僕自身ももう少し速い記録で泳ぐつもりではいっていたのでその点は残念なんですが、4月以降のトレーニング含めやれることは全てやってきたという気持ちでレースに挑んだので、いま自分の持っている力は出せたレースだったんじゃないかなと思っています。

小堀選手 反省点だと思うのは予選のレースで僕自身のタイムが少し遅かったので、4泳の最後の松田さんの負担を大きくさせてしまったということで、決勝に向けても申し訳ないことをしたなと考えています。やっぱりリレーはチームで泳ぐので1人もミスできないなということは、今回のレースでいい経験だったんじゃないかと思います。

江原選手 自分の持てる最大限の力は発揮できたと思うんですが、自分自身の個人のタイムは1分45秒5以内を目標にしていたので、結果46秒1というタイムで。150mまでのラップは良かったんですが。いつも自分は前半から行くタイプで、リレーになると引継ぎの分、前半は速く入れるから少し前半は抑え目でいけというチームメートやコーチからのアドバイスをもらっていたにもかかわらず、前半の50mにちょっと気が走ってしまって速く入ってしまったところがラスト50mで伸び悩んでしまったところかなと思うので、そこが反省点です。

――いま一番食べたいもの、したいことは何でしょうか?

瀬戸選手 肉が好きなので焼肉が食べたいです。したいことはポケモンGO(笑)。こっちでも8月3日から使えるようになったので気分展開にしているんですが。まあでも、家でゆっくりしたいですね。

坂井選手 僕がいま一番食べたいものは、甘いものが好きなのでシュークリームが食べたいですね。したいことは、瀬戸さんと同じなんですが、ポケモンGOやりたいなと思っています(笑)。

松田選手 隣にいる小堀と一緒にここ数カ月くらいグルテンフリーをやってきて、小麦粉を取らなかったので、ラーメンが食べたいですね。やりたいことは、早く日本に帰りたいです。

小堀選手 いま食べたいものは松田さんとまったく一緒なんですけれど、ここ数カ月グルテンを抜いてきたので、グルテンたっぷりのものを食べたいなと思います。したいことは、リオ入りする前でフランクフルトの空港か、そこで乗った飛行機で携帯をなくしてしまったので、新しく携帯を買っていろんな人と連絡を取りたいです(笑)。

江原選手 僕はあまり食欲がないので何を食べたいかと言われてもあまり思いつかないんですが、やせないためにも何かしら食べればいいかなと思います。しいていえば甘いもの、パンケーキとかを食べたいなと思います。したいことは日本に帰って温泉に入りたいです。選手村はシャワーしかなくて、サポートハウスとかでお風呂には入れたんですが、ゆっくり温泉旅行とかしてリラックスできる時間がほしいと思います。


――準備をしてきた期間で、やってきて良かったなと思うことがあれば教えてください。

瀬戸選手 自分は2月くらいにあまり練習をできないことが続いて、体重管理を2月くらいから毎日朝にトイレのあとにパンツ一丁で体重計に乗って、それをメモしてその日の体調とかを書くようにしていました。それが今回銅メダルにつながったというのか、試合での体重や調子をみたりして今後につながることをやっていると思うので、これからも引き続き体重管理をしていけたらなと思います。

坂井選手 僕も瀬戸さんと似ているんですが、体重管理を意識していました。選考会が終わって少し体重が増えて4キロくらい太って、やせるのに大変だったんですが、メキシコ合宿に行って食事管理を意識するようになって体重もだいぶ減って身体も絞れてこのようないい成績に終われたので、そこが一番意識したところです。

松田選手 やってきたことは無数にあるので、全部話すのは難しいですし、細かいところは小堀と江原に任せて。リレーに関していうと、3人でトレーニングしてきて、3人でやるというのは、それぞれ違う調整の方法で4月の日本選手権を戦ったわけで、そこから一緒にやるというのはみんなが違うやり方をやるということになるので途中それが本当にベストだったのかと、僕も迷う時期というか、本当に良かったのかなと思う瞬間がありましたし、たぶん小堀も江原もそういうタイミング、瞬間があったんじゃないかと思うんですけれど、結果的にそういう時間を乗り越えて苦しいトレーニングを共有したことが昨日のレースで最後は力になったと思うので、3人でトレーニングをがんばって乗り越えてやってきて良かったなと思います。

小堀選手 僕は今回の800mリレーで結果を残すことができた一つの要因だと思っているのは、4人のメンバーが決まってからは合言葉として「ゴー・トゥー・メダル」というのがありました。練習中であったりそれ以外の場面でもその言葉を発することで、常にその目標に向かってやっていこうという意識が生まれてきたんじゃないかと思っているので、その言葉を発するだけでも力になりましたし、この4カ月がんばってこれたんじゃないかと思っています。

江原選手 僕も体重管理には気をつけています。坂井選手とは逆にすぐにやせてしまうタイプで、太らないといけないというほうに努力をしていて、1日3食だけだとすぐに体重が減ってしまって、いまでも体重が59キロくらいしかないんですけど、風邪ひいたり体調が悪くなるとすぐに57キロとかになってしまって、そうなると全然泳げなくなって練習にも支障がでてしまっていたので、59〜60キロという自分の一定の体重を保つように暇さえあれば食べたり、間食を取るようにしていました。選考会が終わって3人で3カ月ちょっと練習をしていた中で大会のレースにつながったと思うのは、1人でやっていたらたまにきつくなると妥協したり手を抜いてしまっていたと思うんですが、3人で競い合う練習になると、がんばらなくていい練習でもとばしてしまったり。先生にがんばらなくていい練習だよと言われているのにハートレート(心拍数)守らずに、結局最後まで出し切って、「だれだれが勝った」みたいな競い合いがあったからこそ最後の粘りにつながったんじゃないかと思います。

――松田選手と瀬戸選手に。松田選手は前回のオリンピックで「(チーム最年長の北島)康介さんを手ぶらで帰さないぞ」という言葉がありましたが、今回は逆の立場になって後輩の受け止めをどう感じたのか、そして願いがかなっていまの心境は?

松田選手 4年前の言葉が、僕自身が選考会で8継(4×200mリレー)のみの出場になったときに自然とその言葉が話題になってというか、実際に小堀とか騎士も言ってくれていたので、昨日は言ってくれるのかなと期待していたんですが最終的には言わなかったので、「言わねーのかよ!」って思ったんですけど(笑)。ただ、僕自身は自分がメダル取りたいのもありましたけど、やはりこの2人にぜひメダリストになってほしいと思っていたので、とにかくメダルが取れて良かったなと思っています。聖人も大也もそうですけれども、まだまだこれから日本の競泳界を引っ張っていく選手だと思うのでこれからはオリンピックメダリストとして、さらに選手としてもメダリストとしても成長していってほしいと思っています。

――瀬戸選手、金メダルの萩野(公介)選手との差、その距離、金メダルを取れなかった理由が何かありましたら教えてください

瀬戸選手 公介との距離は、自分も調子が良かったので、決勝でまず自分の全力を出し切れなかったというのがまずあります。あとは去年(の世界選手権に)、公介はけがをして出られなかったし、ロンドンオリンピックからの4年間、公介はロンドンで銅メダルを取って次はさらにいい色のメダルをという気持ちでやっていたと思うし、トレーニングの取り組みを自分よりもしっかりとやっていたと思うので、自分も今回銅メダルを取れたんですけれども200mバタフライでは5位でまだまだたくさんの選手が上にいるので、自分に何が足りないのかというと、自分はトレーニングに取り組む姿勢がまだまだ貪欲じゃないなということ。まだまだ自分はいろんなトレーニングができるし、すぐにトレーニングでもこのぐらいでいいかという気持ちが出てしまうのでそれを4年間なくしていけたら次は金メダルを取れると思うので。今回銅メダルだったということをプラスに考えて、東京ではしっかりと金メダルを取れるように4年間しっかりトレーニングしたいなと強く思いました。

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