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1996.10.01 オリンピック

着々と進む長野オリンピックのフランス語対応

オリンピック公用語はフランス語と英語。IOCへの報告書などは、すべて英語、フランス語で作成する必要があるため、NAOCではフランス政府の支援を受けフランス語の業務体制の強化を進めています。
6月20日、フランス政府からニコラ・ファヨールさんが派遣されNAOCに着任しました。ニコラさんは着任早々NAOC職員を対象としたフランス語講座4クラス(入門2、初級1、中級1)を開設し、授業を始めています。受講するNAOC職員40名は、駐日フランス大使館文化部から供給された最新の教材を使用してフランス語の学習に取り組んでいます。また、8月23日にはフランス文化省とスポーツ青少年省の幹部2名が長野を訪れ、「1校1国運動」でフランスを応援している安茂里小学校を訪問しました。アトランタオリンピックでのフランス選手団のピンや、1998年のワールドカップサッカーのステッカーなどのプレゼントに子どもたちは大喜びでした。2人は、ニコラさんのフランス語講座と、長野県の実施している通訳強化トレーニングセミナーを見学し、長野でのフランス語普及の実情も視察しています。
今後、9月には、フランス政府主催によるボルドー第3大学でのフランス語研修にNAOCから職員2名と長野オリンピックボランティア3名の計5名が招待されます。昨年に続き2回目となります。この研修は、世界各国からスポーツ関係者がボルドーに集まりフランス語とスポーツについて学ぶ、約1か月にわたる本格的集中講座で、会話は全てフランス語で行われます。
(1998 長野オリンピックニュース #77(1996.08.24) より)

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