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1997.05.01 オリンピック

男子回転などアルペン競技の前大会が開催

アルペンスキー女子滑降(2月28〜3月2日、白馬村)、男子技術系(3月8日〜9日、志賀高原)のワールドカップなど長野オリンピックを占う前大会が相次いで開かれた。
 白馬村の女子滑降は3月1日の第8戦が雨で翌日に延期となったが、自衛隊など総勢800人によるコース整備で「あれだけの雨の次の日に競技ができるなんて考えられない」と、各国の選手からコース整備を高く評価する声が上がった。
 ただ、競技時間の変更について、観客への情報提供が十分でなかった面もあり、NAOC来年の本番にむけた課題として、周知方法などを検討する。
 志賀高原で開かれた男子アルペンでは、日本期待の木村公宣選手が回転で自己最高の4位入賞。2日間で2万人を超える観客が、世界のテクニックを堪能した。
 一方、野沢温泉村では、バイアスロンのワールドカップが3月6、8、9日に開かれ、26ヵ国、187人の選手が参加。クロスカントリーと射撃を組み合わせたバイアスロン競技の国際大会が日本で開かれるのは、札幌オリンピック冬季大会以来25年ぶり。国際バイアスロン連合(IBU)のフランツ・ベルガー、ヤネス・ボディチャー両技術代表は「大会前にさまざまな要求をしたが、よく答えてくれた。特に、射撃場は優れた施設で、思った以上にスムーズな運営ができたと思う。」などと、大会運営を絶賛していた。

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