長野県楢川村の「木曽くらしの工芸館」で4月3日、長野オリンピック入賞メダルの漆部分の制作行程が一般行程がされた。金、銀、銅のメダル両面に使用される漆加工の部分を、制作工程順に実物で展示したもので、訪れた入館者達は興味深そうに見入っていた。
長野オリンピックのメダルは同村の漆職人、伊藤猛さんが日本の工芸を代表する木曽漆器の技術を使うこと提案し、採用された。工芸館では2月8日から18人がメダル制作を始めており、この日までに第一期分の200組が完成したことから、工程順のサンプルと映像をまとめて公開した。年内に金銀銅メダルのセットで170セットを(両面一組で約500組)を制作する。
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