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1997.08.01 オリンピック

82ヵ国・地域が参加表明史上最大の冬季オリンピックへ

 長野オリンピック組織委員会(NAOC)は6月10日、国際オリンピック委員会(IOC)に82ヵ国・地域のオリンピック組織委員会(NOC)からの長野オリンピックへの参加表明がIOCに届いた、と発表した。最終的な参加国数はまだ流動的だが、小林実NAOC事務総長は「リレハンメル大会を上回る冬季オリンピック史上最高の国・地域に参加いただき、オリンピックを成功させたい」と述べた。
 参加表明はIOCが開幕一年前の2月7日に発送した公式招待状への回答で、6月7日がその期限だった。
 参加を表明した82のNOCのうち、アゼルバイジャン、バハマ、マケドニア、クウェート、など4ヵ国は、過去に冬季オリンピックに参加したことがない。このうち、カンボジア、カメルーン、エルサルバドル、ガンビア、ギニア・ビサオ、ラオスの6ヵ国のNOCは冬の競技の国際連盟(IF )に加盟していない。  IOCでは、「選手は関係するIFとの合意に基づき、IOCの定めた参加基準を満たさなければならない」と規定しており、参加を表明してもオリンピックに出られないケースもある。
 前回のリレハンメル大会に参加したのは67ヵ国・地域。このまま、参加表明国が出場すれば長野大会は史上最大の冬季オリンピックとなる。
 回答期限後の参加表明国や個人参加選手の扱いはIOC、IFが協議して判断されるが、小林事務総長は「NAOCとしてはできるだけ多くの国・地域からの参加を望んでいる」と話している。

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