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1997.11.01 オリンピック

開会式の映像監督、振付師が「雪ん子」と初体面

 来年2月7日の長野冬季オリンピック開会式で「雪ん子」として出演する長野市内の小・中学生と、総合プロデューサーチームの今野勉・映像監督と振り付けを担当する劇団四季のトップダンサー、加藤敬二さんが8月31日に長野市の南部小学校で初めて顔を合わせた。
「雪ん子」を演じるのは市内の小学校50校、中学校21校、養護・盲学校など5校の76校から二人ずつの152人。開会式で、子供たちは雪みのをかぶって登場。踊りの中で雪みのを脱ぎ捨てると、参加国・地域の旗からデザインされた衣装に早変わりし、大相撲の力士とともに選手団を迎える。
 市内の小・中学校は、1校1国運動で応援してきた国をそれぞれ担当する。 振り付けを担当する加藤さんは「開会式まで、たくさん練習しなければなりませんが、楽しくやりましょう」と、さっそく簡単なステップを指導。「小学生を教えるのは初めて」だが、手拍子や足踏みを交えてのレッスンを、子供たちと一緒に楽しんでいた。
 加藤さんは週に一度の割合で長野を訪れて指導を続け、11月には本番向けの振り付けに入る。
 「難しいステップを覚えるよりも、楽しんでほしい。子供たちの持つパワーを伝えられれば」と、加藤さんは開会式への意気込みを話していた。

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