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2022.02.17 オリンピック

TEAM JAPANが中間記者会見を実施 伊東団長「選手たちの頑張りがTEAM JAPAN全体の刺激に」

TEAM JAPANが中間記者会見を実施 伊東団長「選手たちの頑張りがTEAM JAPAN全体の刺激に」
TEAM JAPAN本部が中間記者会見(写真:アフロスポーツ)
TEAM JAPANが中間記者会見を実施 伊東団長「選手たちの頑張りがTEAM JAPAN全体の刺激に」
伊東秀仁団長(写真:アフロスポーツ)

 北京2022冬季大会TEAM JAPAN本部は大会10日目を迎えた2月13日、中間記者会見を行い、伊東秀仁団長と原田雅彦総監督がこれまでのTEAM JAPANの戦いを振り返りました。

■伊東団長「各競技の頑張りがTEAM JAPAN全体の刺激に」

 伊東団長はまず、「TEAM JAPANへの応援に対して、心より感謝申し上げます。日本からの熱い声援は北京にいる我々にもしっかりと伝わっています。また、現地の北京日本倶楽部や北京日本人学校の多くの皆さんからメッセージを頂戴し、選手たちの力になっております。ここまで競技はもちろん会場、選手村の運営、日々の検査をはじめとするコロナ対策など組織委員会の真摯な仕事ぶりに感銘を受けており、夢に向かって果敢に挑戦する環境を作っていただき、メディアを含めた多くの皆さまに感謝を申し上げます」と感謝の意を述べました。

 また、TEAM JAPANの前半戦の戦いについて、「前回の平昌大会のメダルに迫る勢いであり、既に長野大会のメダル合計数を上回っています」と述べた上で、「個人競技はもちろん、アイスホッケーやカーリング、フィギュアスケート団体などチームゲームの頑張りがTEAM JAPAN全体の刺激になっている」と各競技の活躍を評価しました。また、会見時点でメダル10個を獲得していることについては「大変嬉しく思っており、前回大会に比べても良い状況にあるので、選手たちが頑張ってくれている」とコメントしました。

 最後に、後半戦について「この勢いを保ち、スピードスケート、フィギュアスケート、カーリングなど今後メダルを獲得できる種目も残っております。残る競技一丸となって取り組んでいきたいと思います」と意気込みを語りました。

TEAM JAPANが中間記者会見を実施 伊東団長「選手たちの頑張りがTEAM JAPAN全体の刺激に」
原田雅彦総監督(写真:アフロスポーツ)

■原田総監督「層の厚さを非常に感じている」

 続いて、原田総監督が前日2月12日までに獲得した計10個(金2個、銀3個、銅5個)のメダルと15種目でのの4~8位入賞について「層の厚さを非常に感じている」とコメント。ここまで好成績を挙げた競技について、前半戦の戦いを具体的に振り返りました。スピードスケート女子1500mで2大会連続の銀メダル獲得した髙木美帆主将については、後半戦での更なる活躍に期待を寄せ、競技初日にメダルを獲得したスキー・フリースタイル男子モーグルの堀島行真選手や、今大会初出場で銀メダルを獲得したフィギュアスケートの鍵山優真選手、同じくフィギュアスケートで2大会連続のメダリストとなった宇野昌磨選手らについては「着実に若手が世界トップレベルに進んでいる」と評価。また、オリンピック2連覇中だったフィギュアスケートの羽生結弦選手が4回転アクセルに挑戦した姿は「日本、世界にスポーツの魅力、大きな感動を与えた」と述べました。

 さらに、スキー・ジャンプ男子ノーマルヒルで小林陵侑選手が獲得した金メダルについて「長野オリンピック以来で、ジャンプ界にとって悲願のメダルとなり大変嬉しく思う」と喜びを示すとともに、冨田せな選手が日本女子初の銅メダルを獲得、男子で出場4選手全員が決勝に進出したスノーボードのハーフパイプ勢の活躍には「TEAM JAPANの存在感を世界に示した」と説明。特に東京2020大会のスケートボードにも出場した平野歩夢選手については「完璧なパフォーマンスでの金メダル獲得だった」と評価しました。

 最後に、「コロナ禍での厳重な対策が続いていますが、選手たちが努力の成果を発揮して、今できる最高のパフォーマンスを見せてくれることを期待しています」と述べ、「平昌大会の13個を超えるメダル獲得に向けて残り7日間を全力で戦っていきたいと思います」と後半戦への決意を新たにしました。

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