【北京共同】ノルディックスキー・ジャンプ男子の小林陵侑(25)=土屋ホーム=が6日、北京冬季五輪の個人ノーマルヒルで、スキーの日本勢24年ぶりの金メダルに輝いた。天才肌のエースは「集中して、イメージ通りに動けた」と感覚を研ぎ澄まし、2度目の冬季五輪で頂点に立った。
3、4日の公式練習では計5回飛んだが、得点は5位が最高。感触は「良くない」と口にしていた。それが5日の予選前の試技で106・5メートルと見違えるジャンプを繰り出すと、本番でも風が不安定な難しい条件下、104・5メートル、99・5メートルと好飛躍を2本そろえた。
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