8月7日午前、オリンピック選手村の記者会見場で水泳・競泳の記者会見が行われ、出席した上野広治監督、松田丈志選手、北島康介選手、柴田亜衣選手、種田恵選手、中西悠子選手が、9日から始まる競技本番への意気込みを語った。
金メダルが期待されている北島選手は「プレッシャーを感じないわけではないが、このオリンピックを楽しみにしているし、強い気持ちもあるので、自分にとっていいプレッシャーにできる」とコメント。さらに「午前中に行われる決勝を想定した練習も積んできたので、不安はない。北京には、世界記録を破るつもりでやってきた。自信はある」と力強くつけ加えた。
柴田選手は「400m自由形の予選からベストタイムをねらって全力で泳ぐ。予選をしっかり泳げば、400mの決勝や800mの結果につながる」と、スタートの大切さを強調した。
初日の400m自由形予選に臨む松田選手は、「いい記録を出してチームに勢いをつけたい」と、先陣を切る心境を語った。
アテネオリンピックの200mバタフライで銅メダルの中西選手は、「100mバタフライの予選からしっかり泳いで200mにつなげたい」と、前回以上の成績を目指すと語った。
種田恵選手は「会場にさまざまな国の選手がいて、いよいよだなと思った」と、湧き上がる闘志をみせた。
上野監督は「アクシンデントもなく、ここまでの仕上げは100%。チームも結束しているので、いいスタートを切りたい」と、順調な仕上がりを強調。アテネオリンピックに匹敵する成績を挙げたいと目標を語った。
写真提供:アフロスポーツ
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