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2008.08.07 オリンピック

【柔道】谷選手ら男女10選手が、監督らとともに記者会見

【柔道】谷選手ら男女10選手が、監督らとともに記者会見
JOCジャパンハウスで会見する柔道の選手たち

8月7日昼過ぎ、柔道日本代表の選手、コーチらがJOCジャパンハウスの記者会見場で会見を行った。出席したのは、すでに北京入りしている平岡拓晃選手、内柴正人選手、金丸雄介選手、谷亮子選手、中村美里選手、佐藤愛子選手、谷本歩実選手、上野雅恵選手、中澤さえ選手、塚田真希選手の10選手と、吉村和郎チームリーダー、斉藤仁男子監督、日蔭暢年女子監督。

最初に吉村チームリーダーから、現在のチーム状況に関して報告があった。「ここにきて戦闘モードに入ってきている。やることはすべてやってきた。後は皆さんの期待に応えるようにやっていきたい」と報告があった。続いて斉藤監督から、会見に出席している男子の3選手について、「ナショナルトレーニングセンターで昨日まで練習をやってきて、体調は万全、稽古量も充実している」と、満足のいく仕上がり具合であることが報告された。日蔭監督からも女子選手について「仕上がりは万全。いうことは何もない。あとはこの勢いで、金メダルを量産していきたい」と、頼もしいコメントがなされた。

なお、出席した選手たちのコメントは下記のとおり。

平岡選手
「支えてくれた人たちに感謝して戦いたい。(柔道初日の試合なので)先陣を切って、特攻隊長としていい形でつないでいきたい。あと2日、体重調整をしてしっかり本番にあわせたい」

内柴選手
「どんな状態でも勝つことだけを考えて戦いたい。調子はいいが、よいからといって勝てるわけではない。自分の中でもっと技を極めていけるのではないかと探していくと、まだまだ調子が上げられると思う」

金丸選手
「やれることは全部やった。あとは本番で最高のコンディションでやるだけ」

谷選手
「今回5回目のオリンピックになる。シドニー大会、アテネ大会ともに初日をつとめ、いい形で次の選手につなげることができた。自分自身ができる最大限のことをして、いい形でバトンタッチできるようにしたい。いいコンディションを保っているので、やり残したことはない。(ライバルについては)世界中の選手たちが自分の能力を引き出してくれる大切な選手。世界の選手たちと競い合えること自体が幸せなこと。誰がライバルと言うことではなく、自分自身を高め最高のパフォーマンスをしたい」

中村選手
「10日の試合では、今までやってきたことを出し切って、悔いのない試合をしたい」

佐藤選手
「自分のペースをしっかり守って金メダル目指してがんばりたい」

谷本選手
「怪我をしたことで、勝たなくてはいけないという(プレッシャーの)部分がなくなり、今は柔道をできることがうれしい。柔道着を着て、畳にあがれるとは思っていなかったし、この大会にも出られるとは思っていなかった。今は、柔道ができることに感謝に気持ちを持っている。自分が今まで貫いてきた柔道スタイルに近い柔道ができるようになってきた。1日1日を大切にして、試合の日を迎えたい」

上野選手
「まだ日にちがあるが、これからもっと調子を上げて、悔いのない試合をして金メダルを目指してがんばりたい」

中澤選手
「カイロとリオデジャネイロの2回の世界選手権を経験したが、どちらも悔しい思いで負けている。今回はその悔しさを晴らすために、全力でがんばりたい。(当時は)気持ちも技術も、すべての面で足りなかった。今回はパワーアップしたところを見せたい」

塚田選手
「全力でやることしか今は考えていない。決勝まで勝ち上がることが大前提。一戦一戦、全力でやることを考えている」

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