8月11日午後、日本代表選手団の金メダル第1号に輝いた、柔道男子66kg級の内柴正人選手に、JOCジャパンハウス1階のメーン会場で、福田富昭日本代表選手団団長から団長賞が贈られた。会場いっぱいの報道陣や関係者、一般入場者に拍手で迎えられた内柴選手は、団長賞を受け取ったあと、JOCジャパンハウスのあるホテルニューオータニ長富宮の中庭で記念の植樹を行った。
その後2階の記者会見場で会見に臨んだ内柴選手は、「最初から最後まで前に出る柔道を貫いたので、勝つことができた」と、勝因を分析。「昨日は素敵な一日だった。アテネオリンピック後、初めて勝った国際大会が今回なので、最高にうれしいメダル」と喜び、「メダルには、僕の選手人生も載っているので、手に感じる重さよりずっと重い」とつけ加えた。
日本代表選手団の金メダル第1号になったことについては、アテネオリンピックでの野村忠宏選手と谷亮子選手の役割を「僕が果たさなければならないと思った」と話し、「これを弾みに、メダル獲得が増えればうれしい」と期待を示した。また、中村美里選手に試合当日、「どちらが上にいくか勝負しようと声をかけた」と明かした。
今後については「予定はない。大幅な夏休みをいただきます」と笑わせて、会見場を後にした。
写真提供:フォートキシモト
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