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第28回オリンピック競技大会(2004/アテネ)

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日本代表選手団、アテネで3回目の記者会見を開催

カテゴリ:オリンピック
2004.08.29

8月29日、大会最終日の午前、アテネのメイン・プレス・センターで日本代表選手団の記者会見が行われた。出席者は日本代表選手団の竹田恆和団長、林務副団長、福田富昭総監督、増島篤本部役員の4名。

竹田団長は28日までの日本代表選手団の成績を含めた感想を次のようにコメントした。
「このアテネ大会のメダル獲得数は、金15個、銀10個、銅11個、合計36個。前回のシドニー大会と比較すると金メダルは3倍、メダル総数は2倍という結果を出せた。これは1984年のロサンゼルス大会の記録を更新するもので、選手と競技団体の努力の結果で、古代オリンピックと近代オリンピック発祥の地で力強い1歩が踏み出せた。

日本代表選手をアテネで、また日本で応援してくださった多くの人々に感謝の意を伝えたい。選手の活躍は日本のスポーツ全体に勇気を、そして子供たちには夢と感動を与えられたと思う。 また、国の財政支援は競技団体の海外遠征や国内外の合宿を行うための大きな力になった。 特に、在ギリシャ日本国大使館は1年以上前からテロ対策等、日本の選手たちが安全に競技に取り組めるように心を砕いていただいた。ここに敬意を表したい。 薬物違反については、今回の大会で違反者が増えたということではなく、IOCがこれまで発見できなかった薬物を世界ドーピング機構(WADA)の努力で摘発できるようになったということだと思う。JOCも財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)を立ち上げ、同様の活動をしている。

2001年に策定したJOCゴールドプランは、3年で目標が達成できた。しかし世界のスポーツは進化しているので過信は禁物。今回の成績が一過性のことにならないよう国立スポーツ科学センター(JISS)やナショナルトレーニングセンターの活用を含め、JOCニュー・ゴールドプランとして、この先10年の計画を立てたい」

林副団長は今回の日本代表選手団の特徴についてコメントした。
「このアテネ大会でメダルを獲得した選手の多くが、この大会以前のオリンピックや世界選手権を経験し、精神的に自分をコントロールできるベテラン選手だった。年齢ではなく経験が豊富だという意味でのベテラン選手が活躍した。若い選手もベテランに刺激されて力を発揮できた例もある。今後はジュニア強化を推進し、競技団体やJISSと協力して国際力をつけて行きたい」

福田総監督はアテネ大会のメダル獲得の要因についてコメントした。
「メダルが取れた競技は、潜在的に実力があったものが多かった。この大会前に国際選手権大会や世界ランキングでいい成績を出していた選手をメダル圏内として想定したメダル数は、柔道10個、競泳10個、体操4個、レスリング5個、陸上3個、ソフトボール1個、野球1個。実績数は若干異なるが、想定外であったアーチェリー、自転車競技、セーリングの3競技が頑張った。勝因は、平生の実力を本番で出し切ったこと、練習の量と質が好成績につながったといえる。野球、サッカー、ホッケー、ソフトボールなどは想定していた実力通りだったが、選手層が若いため次の北京大会にこの結果が結びつくだろう。
日本が一丸となって戦う取り組みとして、JOCの役員が競技団体の合宿や試合に出かけ、現場の意見を吸収したことや、女性選手のために女性のドクターやトレーナーを配置したこと。そして、チームジャパンの浸透と雰囲気作りをし、競技間の交流を行ったことが好成績につながったと思う」









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