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2004.08.16 オリンピック

【柔道】52キロ級横澤由貴選手、惜しくも銀メダル

8月15日、柔道の2日目、女子52キロ級の決勝が行われ、オリンピック初出場の横澤由貴選手は惜しくも決勝で敗れ、金メダル獲得はならなかった。
1回戦の第1試合に登場した横澤選手は、昨年の世界柔道選手権大会5位の北朝鮮リ・サンシム選手を残り3分に押さえ込みで一本勝ちと好発信。2回戦のセネガル・ジェジョウ選手とは、背負ったところを返され技ありを取られポイントが並ばれたが、直後に相手への指導が与えられ優勢勝ち。
続く準々決勝はイギリスのシングルトン選手。昨年の世界柔道選手権大会で対戦し、横澤選手が銅メダルを取った相手。開始4分過ぎに相手に指導が与えられた後、不用意に投げに来た相手をすばやく押さえ込み、一本勝ちを奪った。
準決勝では、48キロ級から階級を上げてきたキューバのサボン選手と対戦。昨年の世界チャンピオンでもあり、両者なかなかポイントがとれない中、残り40 秒で有効を取られ後がない状況になったが、あきらめずに前に出続け、残り1秒そで釣り込み腰で一本勝ちと劇的な逆転勝利を収めた。
決勝でもその勢いを持続し、得意の寝技に積極的に引き込んだが、中国のショウ東妹選手に一瞬のスキを突かれ逆に押さえ込まれて無念の一本負け。試合直後のインタビューには「今は何も考えられない」と、敗戦のショックを隠しきれない様子だったが、初出場での銀メダル獲得は立派な成績だ。

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