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2004.08.17 オリンピック

【バレーボール】イタリアの攻撃に苦戦、2戦目もストレート負け

8月16日、バレーボールの女子一次リーグ第2戦が行われ、A組の日本はイタリアに0-3とストレートで破れ、2敗目を喫した。
この試合で日本はイタリア戦に強い佐々木みき選手を起用。吉原知子選手、大友愛選手、竹下佳江選手、高橋みゆき選手、栗原恵選手、成田郁久美選手の布陣で臨んだ。1戦目のブラジル戦のイメージを払拭したかったが、この日も日本の出足が悪く、サーブレシーブが竹下選手にきちんと入らず、得意のコンビバレーができない状態。序盤でいきなり4点差、柳本監督は高橋選手に替えて17歳の木村沙織選手を投入。だが、序盤の点差を徐々に離され第1セットを失った。
続く第2セットも木村選手をそのまま起用。だが、サーブレシーブの悪さからリズムがつかめず、第1セットと同様の状況。この点差が詰められないままセンターを大友選手に替えて杉山選手に。交替してすぐのクイックや成田選手の好レシーブ、佐々木選手のバックアタックなど、要所ではいいシーンもありきっかけをつかみかけるが、イタリアのトグット、リニエリ両選手のサイドからのアタックを次々と決められて乗り切れない。一時は、相手がセットポイントを取ってから3連続ポイントと流れをつかみかけるが第2セットも落とした。
第3セットは初めて最初のポイントを日本が上げ、テクニカルタイムアウトで7-8と拮抗する内容。杉山選手や吉原選手のブロックなど、リズムがようやく出てきたが、徹底したデータバレーを駆使するイタリアの固い守りに阻まれ、結局0-3でストレート負けとなった。
第3戦は18日の現地時間16:00から、ギリシャと対戦する。世界ランクで日本より下とはいえ、地元の大応援で思わぬ力を発揮するかもしれない。油断は禁物だ。

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