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2004.08.17 オリンピック

【体操】体操ニッポン復活。男子団体総合28年ぶりの金メダル!!

8月16日、体操の3日目、男子団体総合の決勝が行われ、日本は173.821点をマークして優勝を果たした。2位はアメリカ、3位はルーマニアだった。
日本は最初のゆか(塚原直也選手、米田功選手、中野大輔選手)を7位で終えた。第2ローテーションのあん馬の1番手、塚原選手が完璧な演技を見せ、冨田洋之選手、鹿島丈博選手が続いた。第3ローテーションのつり輪では1種目エントリーの水鳥寿思選手が最初に演技、続く塚原、冨田選手も見事な着地を決めた。第 4ローテーションの跳馬で鹿島選手、米田選手が素晴らしい演技と着地を決めた。3番手の冨田選手は「伸身カサマツとび1回半ひねり」で難しい着地を完璧に決めた。第5ローテーションの平行棒は塚原、鹿島、冨田各選手が落ち着いた演技を見せた。残り1種目の段階で日本は首位のルーマニア、3位の米国と僅差の2位をキープ。3者がほぼ一線という混戦で最終種目の鉄棒を迎えた。鉄棒ではルーマニアに落下ミスが出た。続くアメリカも得点が伸びない。最後に登場した日本は米田、鹿島、冨田各選手が落ち着いた丁寧な演技と見事な着地を披露し、優勝を勝ち取った。
体操は、全競技の中で過去最多、27個の金メダルを獲得した競技。1976年モントリオール大会では団体総合5連覇を果たしながら、1980年モスクワ大会のボイコットによる不参加を境に次第に下降線をたどり、アトランタ、シドニー両大会はメダルなし。その後台頭してきた若手を、日本の体操黄金期を支えた塚原光男チームリーダーがまとめあげ、今回の快挙を達成。日本が再び世界の頂点に輝いた。

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