【野球】オランダに逆転勝ちで２連勝の好ペース

８月16日、野球２日目、１次リーグ２試合目はオランダと対戦。日本は投手以外前日と同じ先発オーダー。マウンドには、岩隈久志選手があがった。その岩隈選手が、緊張からか制球が定まらず大苦戦。ボークを取られ、四球を連続するなど、苦しい立ち上がりとなった。
初回、オランダチームにストライクを狙い打ちされ、早くも１点を献上。1回裏、福留孝介選手の２塁打を足がかりに、城島健司選手の２塁打で同点に。しかし、直後の２回、オランダに対して四球・デッドボールを連続し一死満塁のピンチを招くと、適時打、四球で２点を追加。ここで、石井弘寿選手にマウンドを譲った。その裏、小笠原道大選手の二塁打、藤本敦士選手の適時打で１点を返し、４−３。なおも５回、中村紀洋選手の適時打、小笠原の四球で押し出し逆転に成功。８回には、藤本選手の２ラン、宮本慎也選手の適時二塁打で一挙４点を追加して８−３で勝利した。

この日チームを救ったのは、石井、黒田のベテラン投手陣。オランダに流れが傾きかけたところを抑えて、日本に逆転をもたらした。岩隈の不調を受け、急遽継投策に切り替えたベンチの対応も素早く、特に黒田は５イニングをぴしゃりと抑え、勝利に貢献した。
これで日本は２連勝。この勢いとチームワークを武器に、17日、最大の敵ともいわれるキューバと対戦する。