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2018.09.02 国際総合競技大会

【日本代表選手団コメント】ジャカルタ・パレンバンアジア大会閉幕に寄せて(陸上競技、水泳/アーティスティックスイミング、水泳/飛込み、サッカー、ボート)

 第18回アジア競技大会(2018/ジャカルタ・パレンバン)の閉幕に寄せる日本代表選手団のコメントを一斉配信します。

■陸上

・山縣亮太(主将)
個人種目の100mは自己タイ記録で3位、4×100mリレーは20年ぶりの優勝を飾ることができました。約10日間の滞在でしたが、心配していた気候も安定、また体調面も大きく調子を崩すことなく過ごすことができました。ただレースの一本一本が非常に重く、疲労が強く残っています。さらに地力をつけて、2020年へ向け、着実に進んでいきたいと思います。

・山本聖途
アジア大会の金メダルは今年一番ほしかったものなので、とることができてホッとしています。4年前のアジア大会は記録なしで終わったので、確実に跳べる高さからまずは形をつくっていこうということで5m30から始めたのですが、作戦成功でした。絶対に結果を残さなければいけないと思っていました。今年は跳躍練習の中でも1本、1本しっかり修正するということを課題でやってきたので、それが今回の試合で成果が出て良かったです。また、優勝を決めた後も5m70を1回でクリアできたので少しは成長しているのかなと思います。東京オリンピックで活躍するためにはこのアジア大会で絶対優勝しなければいけないと思っていたので、その第一歩が踏み出すことができて良かったです。

・湯上剛輝
自己ベストとメダル獲得を目標に臨みましたが、思うような投てきができず6位に終わってしまいました。自己ベスト近くの投てきができていればメダル圏内だっただけに悔しさが残る試合となりました。うまくいかないところでどんどん焦ってしまっていて、精神的に崩れてしまっていたのが原因でした。そういうところがまだ未熟だなと思わされたアジア大会でした。まだまだ世界と差がある円盤投げですが、これからもどんどん記録を伸ばしていって、世界選手権やオリンピックの決勝の舞台で戦える選手になっていきたいと思います。

・右代啓祐
日本選手権が終わってから気持ちを切らさずにコツコツと練習を続けてきて、いい部分もありましたが悪い部分もたくさんあって、その苦しい中でも勝負所で勝てたというのはまた一つ自信になりました。自分の試合というものを最後まで出し切ることができて終えられたことは久々の爽快感でしたし、それにメダルがついてきてすごくうれしいです。記録はともかく、日本で一番には人生で7回なっていますが、アジアのチャンピオンはまだ1回しかなれていないところでの挑戦でしたが、4年を経てもう1度アジア大会で優勝できたということはアジアチャンピオンとして君臨し続けていたことの証明にもなったと思います。アジアの舞台では勝つことができているので、そろそろ世界の舞台で入賞、メダルをと思っています。

・市川華菜
アジア大会では100mと4×100mリレーに出場しました。結果は納得いくものにはなりませんでしたが、四年前個人種目で次は出場したいと強く思っていたのでアジア大会で走ることができたことはとても嬉しいことでした。東京オリンピックにむけてしっかり力をつけて大舞台で発揮できるよう努力していきたいと思います。応援していただきありがとうございました。

・渡邊茜
メダルを獲得することができず、悔しさの残る結果となりました。大きな舞台で勝つことの難しさ、そして自分の弱さを痛感しました。今大会での悔しさを忘れず、ここからさらに成長していけるよう、2年後の東京オリンピックに向けて頑張りたいと思います。今大会の出場にあたり、たくさんの方々にサポートをいただき感謝しています。ご声援いただき本当にありがとうございました。

・堀優花
今回、不安や緊張もありましたが自分なりに大会に向けて調整してレースに臨みました。しかし、レース直前に色々なアクシデントがありそれにきちんと対応することが出来ませんでした。日本のレースと違い、国際レースではさまざまなことが起こることを学びました。アクシデントがあっても自分のベストが出せなければ意味がありません。この経験を生かしてこれから1から頑張りたいです。日本や現地でたくさんの応援ありがとうございました!

・勝山眸美
無事に銅メダルを日本に持ち帰ることができ、とても安心しています。今回、試合展開が悪くとても苦しい戦いだったのですが、たくさんの応援があったからこそ、最終投擲で記録を伸ばすことができました。ありがとうございました。これでまた少し、「世界で活躍する選手になる」という目標に近づいたのではないかなと思います。今後、世界陸上やオリンピックといった舞台でも出場、入賞できるよう頑張りたいです。

・高橋英輝
今大会は、継続した練習に取り組めず、自分自身にとって悔しい結果となりました。レースに臨む過程で、多くの方に支えられ、スタートラインに立つことが出来ました。今後の取り組みを通して結果で返していけるよう、また精一杯がんばっていきます。応援ありがとうございました。

・井上大仁
マラソンを始めて初の優勝を経験することができました。過去の成功や失敗をうまく活かし、最高の準備をすることができたうえ、現地でのスタッフの方のサポートがストレスを軽減してくれました。ジャカルタの環境は競技に適していたとは言えませんでしたが、その中で結果を出せたことをプラスにして、今後のマラソンに繋げていければと思います。

・野上恵子
多くの方に自分の走っている姿を見ていただき、喜んでもらえて幸せです。日本代表として参加出来て、とても良い経験をさせていただきました。しかし、今回のレースでまた課題もたくさん出来ました。これからまた自分の成長した姿を応援してくださる皆さまに見ていただけるように頑張ります。応援ありがとうござました。

・斉藤 真理菜
とてもいい経験ができました。体調管理や調整方法、色々な面で対策を練り対処することができました。しかし、思うように結果は出せなかったことはとても悔しかったです。体の調子は良かったのですが、空回りしてしまい、自分の良さ・投げを発揮できずに終わってしまいました。今大会での悔しい思いを胸に、今後は今まで以上に勝ちにこだわり、より良い順位・記録を出せるように頑張っていきます。課題がたくさん見つけることができたので、その課題を焦らず確実に修正していこうと思います。

・青木益未
目標の表彰台には届かなかったものの、沢山の応援を感じる事ができました。その中で結果を残せるように、これからも上を目指して頑張りたいと思います。沢山の応援ありがとうございました!

・ヘンプヒル恵
陸上の七種競技に出場させて頂きました。現地、日本からのたくさん応援ありがとうございました。昨年の怪我から無事にこの舞台に戻ってくることができ、支えて下さった方々、環境、そして自分の脚に感謝しています。レースとしては悔しさや苦しさ、もどかしさをすごく感じるものとなりました。しかし、山崎さんの銅メダル獲得や目の前で6000点を出されたことで、ここで諦めてはいけないと刺激を貰いました。東京オリンピックに向け、これからが勝負となってくるので改めて自分の目標は何か、そのために何が必要なのかしっかり考え、これからも精進していきます。

・館澤亨次
今回、陸上競技中距離の1500mの種目の代表として、出場させていただきました。そして結果は、9位でした。初の日本代表としての試合でしたが、悔しさの残るものとなってしまいました。しかし今後に繋がる経験ができたと思っています。ギリギリではありましたが、予選を通過しアジアの決勝の舞台にたち、世界で戦う人たちと一緒に走れた事は今後に大きく影響すると思います。この経験を必ず次にいかして結果を残したいと思います。日本からのご声援、すごく力になりました。本当にありがとうございました。

■水泳/アーティスティックスイミング

・乾友紀子
今大会は、今持っている力を出すことができたと思います。優勝を狙っていたので悔しい気持ちもあります。デュエットでは、ペアを結成して3ヶ月での大会となりましたが、今後につながる良いスタートが切れました。チームでも今まで決めることができなかったリフトを成功させることができたのは収穫だと思いました。ここをスタートとして来年の世界選手権、東京オリンピックへと勢いをつけて巻き返していけるよう、日々練習に励んでいきます。ありがとうございました。

・小俣夏乃
今大会では、1年間積み重ねてきたことをここで発揮しようという思いで泳ぎました。今大会に至るまでの過程で、中々最後まで泳ぎ切ることができていなかったのですが、本番では今ある自分達の力を出し切ることができたと思います。それと同時に、トップはもっと先を行っていると感じることができました。来年には世界選手権、2020年には東京オリンピックを控え、私自身、技術、精神ともに課題としていることがまだまだクリアできていないので、絶対に克服し、最高の結果が残せるよう今後の練習に取り組みたいと思います。

・福村寿華
4年に1度の大きなアジア大会に出場することができ、また、たくさんの他競技の方々と関わる環境であり、特別な大会だということをとても実感しました。結果として、チームで銀メダルを獲得することができました。私たちの今ある力はすべて出しきれましたが、まだまだ上には上があると感じました。この悔しさを東京オリンピックで返したいと思います。

・吉田萌
初めてのアジア大会でしたが今の自分の力を出し切ることができました。目標は優勝することだったので悔しさはありますが、自分達の今の力が足りなかったことを受け止め、来シーズン、そして東京オリンピックに向けて日々努力していきます。

・安永真白
今回、初めてアジア大会という大舞台で演技をさせていただき、銀メダルを獲得することができたことをとてもうれしく思います。全力を出して泳ぎ切ることはできましたが、課題もたくさん見つかりました。課題を1つ1つ克服し、更に良い演技ができるよう、日々の練習を頑張ります。今大会で得た経験を生かし、次につなげていきたいと思います。ご声援、ありがとうございました。

・塚本真由
アジア大会という初めての大舞台で、銀メダル獲得という経験ができたことは今後につながる良い経験となりました。そして、たくさんの方々のご支援のお陰で何の不自由も無く無事に試合を終えることができ、感謝しています。ありがとうございました。
すべての力を出し切った結果が中国に負けての2位という結果に、まだまだ足りないことだらけだなとあらためて実感しました。これからも1つずつ課題をクリアしていき、来年の世界選手権、再来年の東京オリンピックでは銀メダル以上の成績がとれるよう頑張りたいと思います。

・木島萌香
初めてのアジア大会で緊張しましたが、自分のやってきたことを信じ、全力を出しきることができました。今後この経験を生かしてもっと上に、そして、東京オリンピックに向けて努力していきたいです。最高の笑顔で最高の演技を目指して頑張ります。

■水泳/飛込み

・村上和基
自分自身4度目のアジア大会でした。年齢的に最後のアジア大会だと思っていたため、なんとしてもメダルをとりたいという特別な気持ちで臨みました。しかし、結果は7位と目標を達成することができず、非常に悔しいです。この悔しさを忘れずに、次の試合へと日々精進していきます。たくさんの応援ありがとうございました。

・坂井丞
4年前のアジア大会では個人で3位に入賞し、2大会連続のメダルを意識しすぎたため、今回は思うような内容、結果を得ることができませんでした。しかし、シンクロでは3位に入ることができ、大会を終えることができました。順位を1つ、2つ上げるために東京オリンピックに向けて良い試合展開ができたことは間違いありません。目標に向けて一つひとつ課題をクリアしていくための良い大会になりました。

・板橋美波
今回のアジア大会では、4月に手術をしてからなかなか練習に復帰することができず不安でしたが、コーチやチームメイト、家族、たくさんの関係者の方々に助けられ、また戻ってくることができました。試合の結果としてはメダルがとれなかったのが悔しいです。しかし、怪我のことを考え、出場種目を1つ減らしたことで、今まで一緒に試合に出ていた選手をじっくり見ることができ、とても勉強になりました。色々な経験をさせていただいた大会となりました。

・三上紗也可
初めてアジア大会に出場させていただき、会場の雰囲気、試合時間など日本の試合と異なる部分が多く、とても良い経験になりました。その中でも自分のベストな演技ができて今後の自信につながりました。今後の課題も見つかったので、東京オリンピックではメダルがとれるようにもっと練習したいと思います。

■サッカー

・森保一監督
選手たちは、決勝においても韓国の強力な攻撃陣に対して、集中を切らさずにタフに粘り強く戦い抜いてくれました。最後まで諦めることなく戦う姿勢は今後につながります。大会を通して、選手たちは短い期間での7試合という相当ハードな状況のなかチャレンジし、試合を追うごとに成長しました。「タフさ」そして「優勝にかける思い」を見せてくれましたし、誇りを持って今後の成長につなげていってほしいと思います。

・三好康児
(銀メダルとなり)非常に悔しい思いです。あと一歩のところで(韓国との)力の差が出ました。このメンバーでアジアのタイトルを獲ろうと、大会初戦から進んできました。ハードななか、一試合一試合、役割やチームとしてやっていくことが見え、成長したからこそ決勝まで進んでくることができました。この悔しさは僕たちしか晴らせない。これからも精進していきたいと思います。

・長沼洋一
粘り強くやることは前後半ともにできましたが、疲れが出たときにどれだけやれるかが課題として残りました。韓国は強かったですが、もっと自分たちがボールを運び、フィニッシュまで持ち込むことができたのではないかと思います。大会を通して、ゲームを重ねるごとにチーム力が上がり、勝ちたいという気持ちがみんなのプレーにつながったと思います。

・原輝綺
決勝戦では、味方とカバーし合って、劣勢でも、90分のなかで手ごたえが感じられる場面もありました。すごくいい相手、いい選手とマッチアップできたことはこの先のサッカー人生にいい影響を与えてくれると思います。これを無駄にしないよう、自分からアクションして、危機感を持って自分のキャリアを考えていきたいです。

■ボート

・荒川龍太
決勝はスタートでミスオールをしてしまい、スピードに乗れず置いていかれてしまいました。自信のある中盤で巻き返しを図ったのですが、優勝争いには乗り遅れてしまう結果となりました。今後はバランスなど基礎的な技術を一から見直して取り組みたいと考えています。今回の経験とこの悔しい気持ちを次に生かしていきたいと思います。応援ありがとうございました。

・高野勇太
今年の代表活動を通して、クルージャパンは「イーブンペースで」「効率良く」「スピードを狙う」ことをターゲットにやってきました。決勝は、全クルースタートで飛び出そうとしている中、離されずに長く加速的な軽いリズムでレースペースに入ることができ、中盤1000mでアタック、1500mから仕掛けるというプランが決まり、最後にインドを抜いて銅メダルを獲得することができました。
メダルを獲得できたこともうれしいですが、予選の課題を克服し、全てを出し切れたことが何よりもうれしかったです。今年度から本格的に東京オリンピックに向けての選考が始まるので、今回のレースの経験を次につなげ、さらにスピードアップを図ります。たくさんの応援、ありがとうございました。

・栗原誠和
この度アジア大会に日本代表選手として派遣して下さり、誠にありがとうございました。サポートしてくださった全ての皆さんに感謝しています。万全の状態で臨んだボートレースは決勝に進んだもののメダルを獲得することができず、日本代表選手として大変情けない結果となりました。もしまたアジア大会にチャレンジすることができるなら、その時は必ずメダルをとれるように全身全霊を傾け努力致します。

・武田匡弘
今回アジア大会に出場し金メダルを獲得できたことを誇りに思います。次は世界でメダルをとれるように日々練習に取り組んでいきたいと思います。多くの方々に応援していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

・榊原春奈
今大会の結果は4位でした。金メダル獲得を目指す中、今シーズンの別大会で5秒差につめている中国(今回優勝)に18秒差に広げられてのフィニッシュとなりました。スプリント能力が足りず、スタートとラストスパートで相手を先行させてしまう点や、中盤で競り合ったときのスピードを維持する能力が不足していたと分析しています。競技を支えてくれているチーム、関係者の皆さんに改めて感謝したいです。

・米川志保
今回のレースは非常に悔しい結果となりました。今後に向けてさらなるレベルアップが必要だと思います。確実にレベルアップできるよう、人一倍の努力をしていきたいと思います。たくさんの方から支援をして頂き、本当に感謝しております。

・中条彩香
今回初挑戦となるアジア大会の予選では、横風や逆風に対応できず、今まで取り組んできたイメージ通りにはいかず苦戦した内容でした。決勝は予選から少し日が空き、課題に取り組む時間ができたため、とても良いスピードで入ることができました。しかし結果は4位でした。艇のスピードは大会中に段々速くなっていましたが、それでもメダルに届かなかったことはとても悔しいです。これから世界一になる為に、この結果は無駄にせず前進していきたいと思います。沢山の応援やご声援、本当にありがとうございました!

・高野晃帆
4月から乗り始めて国際大会に挑戦してきましたが、結果は4位とメダルに届きませんでした。自分たちの一番のパフォーマンスを表現できなかったことが悔しいですが、前半は攻めることができたので良かったと思います。今後は、基礎からもう一度徹底して取り組み、後半も攻めるレース展開を表現できるようにしたいと思います。たくさんの方々に支えられてきたことに感謝します。ありがとうございました。

・高島美晴
本大会はメダルを目指していましたので、4位という結果は大変悔しいです。決勝では思い切ったスタートができましたが、後半で引き離されてしまい、自身の未熟さを痛感しました。課題を克服し、この悔しさを胸に来年度リベンジを果たしたいです。応援してくださった皆様ありがとうございました

・瀧本日向子
今回メダルをとれなかった悔しさ、景色は絶対忘れません。今後はできていない部分だけ見て焦るのではなく、確実に1つ1つ改善し、前に進んでいきます。ここ!という時にしっかり力を出せて、結果を残せる選手になります。またこの場にいるからこそ、JAPANチームスタッフの方や、現地の方、他の国の方、自分のチーム、周りの方々に支えられているということをいろいろな場面であらためて気付くことができました。
自分の中で「JAPANになること」が大きな目標でしたが、世界、アジアで戦ってみて、それではダメだということに気付きました。自分にできないことが多すぎて悔しさしかありませんが、それを伸びしろと考え、また再スタートしたいと思います。暑い中、サポートや応援など、本当にありがとうございました。

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