2020年東京五輪に向けた改築前の国立競技場で最後の陸上の大会となるセイコー・ゴールデングランプリ東京(11日)に出場する有力選手が10日に記者会見し、男子100メートルで9秒台突入を期待される桐生祥秀(東洋大)は「10秒0から1台を目標に、世界の選手と走ってどれだけ自分のパフォーマンスが出せるか試したい」と意欲をのぞかせた。
昨年、日本歴代2位の10秒01をマークした18歳の桐生は4月29日の織田記念国際の予選を10秒10で走った。決勝は右太もも裏の張りで棄権したが、この日の練習では軽快に走り「違和感なくベストな状況」と強調した。(共同)
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