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2007.04.06 お知らせ

JOCとJ&Jが「アスリート ビジョンケア プログラム」を開始

JOCとJ&Jが「アスリート ビジョンケア プログラム」を開始
左から、J&J大瀧代表取締役・有森裕子さん・塚原直也さん・武田美保さん・JOC竹田会長・JOC河野理事 (写真提供:フォート・キシモト)

日本オリンピック委員会(JOC)は、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社ビジョンケアカンパニー(J&J)の支援を受け、約1800名のオリンピック強化指定選手全員を対象とした眼の健康支援プログラム「JOC/J&J アスリート ビジョンケア プログラム」を2007年5月より開始することを発表した。

”ビジョンケア”という眼に特化したプログラムは、これまでにない新たな試みであり、選手の眼の検診や視力矯正にご協力頂ける医療機関の決定と、医療費のサポートをして下さる協力企業としてJ&Jが決定したことにより、実現したもの。
アスリートの目の健康と、正しい視力を提供し、国際競技力の向上へ貢献することを目的としている。

4月5日に開催された記者発表で竹田JOC会長は、全面的な支援を頂いたJ&J社と関係各位への御礼とともに、「スポーツ医学の見地から「視力」の重要性を再認識し、眼の健康を維持することにより、来年8月に開催される北京オリンピック、2010年のバンクーバーオリンピックでの選手の活躍に繋がるものと期待している。」とコメントした。

また、同記者発表には、オリンピアンの有森裕子さん(陸上・マラソン)、武田美保さん(シンクロナイズドスイミング)、塚原直也さん(体操)がゲストとして招待され、それぞれ次のようにコメントした。

有森裕子さん「バルセロナの時に初めてコンタクトレンズを使ってレースに出たが、当時は使い捨てコンタクトはなかった。このプログラムがバルセロナの時にあって欲しかったと思う。現役の選手には是非活用してもらいたい。」

武田美保さん「シンクロは相手との同調や距離感が非常に大事な競技。眼がよく見えていれば、集中力が高まり、パフォーマンスの向上にも繋がる。このプログラムでいつも眼の健康管理が出来るという事はすばらしい。」

塚原直也さん「私も眼が悪く、裸眼のままだと、器具との距離感が取りづらい。コンタクトを使用するようになり、特に跳馬では気持ちよく跳べるようになった。毎日練習があるため、眼のケアはおろそかになりがちだが、病院の予約代行等して頂けることは大変心強い。」


【ネットワーク参加医療機関:実施開始時の大学病院、眼科医院。順不同】
・筑波大学附属病院(茨城県つくば市)
・順天堂大学医学部附属順天堂医院(東京都文京区)
・近畿大学医学部附属病院(大阪府大阪狭山市)
・東京女子医科大学病院(東京都新宿区)
・ハマノ眼科阪急グランドビル診療所(大阪府北区)
・井上眼科病院(東京都千代田区)

【プログラム実施期間】
2007年5月1日〜2008年12月末日
*2009年以降については、事前協議により決定

【プログラム内容】
・ネットワーク参加医療機関での眼科専門医による眼科検診
・検診結果に応じて、希望者へのコンタクトレンズの無料処方とコンタクトの無料提供
 (使い捨てコンタクトレンズ「ワンデー アキビュー」等 ジョンソン・エンド・ジョンソン製品)
・眼科検診の予約代行

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