シドニー・オリンピックから正式競技となるトライアスロン。オペラハウスや王立植物園といったシドニーの観光名所がコースとなることもあり注目を集めているが、10月26日、このコースのテストを兼ねたトライアスロンの世界選手権が開催された。
快晴の中行われた大会は、女子はエマ・カーニー(オーストラリア)が95年からの3連覇。激戦が予想された男子は、ハミッシュ・カーター(ニュージーランド)が優勝した。日本人では男子が小幡匠の13位、女子は細谷はるなの22位が最高だった。
選手たちのオリンピックコースの印象は肯定的なものがほとんどだったが、オペラハウスの裏で行われる水泳のスタート・終着地点の橋桁が狭すぎる、などという不平の声も出た。競技責任者はこういった意見をすべて慎重に検討し、オリンピックに向けてより完璧な準備をしていくつもりだという。
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