ボクシングの男子世界選手権で日本勢初優勝の快挙を成し遂げたウエルター級の岡沢セオンとバンタム級の坪井智也が11日、オンラインで記者会見し、喜びを語った。東京五輪代表の岡沢は「同じ世代(25歳)の2人で歴史を変えられて本当にうれしかった」と笑顔を見せた。
坪井は持ち味の好戦的スタイルに加え、対戦相手を緻密に分析。上下の打ち分けなどの技術を駆使し、金メダルを獲得した。2年前の全日本選手権フライ級決勝で田中亮明に敗れて五輪を逃した悔しさを晴らし「2年間、一からボクシングを見つめ直した。引退する覚悟を持って臨んだ大会で優勝できてうれしい」と頬を緩めた。(共同)
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