平昌オリンピックの開幕を2日後に控えた2月7日、氷上競技が行われる江陵エリアの選手村で入村式(Team Welcome Ceremony)が行われ、日本代表選手団はコロンビアの代表選手団とともに参加しました。
選手団は韓国伝統のマーチングバンドに先導されて入場。セレモニーでは、1992年アルベールビルオリンピックと1994年リレハンメルオリンピックのショートトラック男子の金メダリストで、選手村の「村長」を務めるキム・ギフンさんが、「選手の皆さん、ようこそいらっしゃいました。オリンピアンとして、私も皆さんの苦労を知っています。皆さんが不自由なく滞在できるよう最善を尽くします。オリンピックは世界がひとつになる、世界最大の祭典です。選手の皆様が自分の実力を発揮できることをお祈り申し上げます」と歓迎の挨拶。オリンピック旗、日本とコロンビアの国旗が掲揚され、キムさんから齋藤団長へ韓国の国宝に指定されている文化財「百済金銅大香炉」のレプリカと大会マスコット「スホラン」のぬいぐるみが、齋藤団長からキムさんへは赤富士の漆塗りの置時計が贈られました。
その後は韓国の伝統音楽とヒップホップダンスをミックスしたダンスパフォーマンスが披露され、手拍子と歓声に包まれました。後半は選手団もダンサーと同じ仮面をつけてダンスの輪に加わり、スホランやボランティアの皆さんと交流を図りました。
入村式を終えた齋藤団長は会見で「地元のボランティアをはじめ韓国の国民、市民の皆さんに大変温かく迎えていただきました。また、平昌2018冬季オリンピック大会組織委員会の方々にも行き届いたご配慮をいただいておりまして、快適に生活することができております」と述べ、あらためて大会関係者に対する感謝の意を示しました。
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