日本オリンピック委員会(JOC)と中国オリンピック委員会（COC）が、合同会議を開催
日本オリンピック委員会(JOC)と中国オリンピック委員会(COC)は、北京オリンピック開催まで1年を切った9月18日、ザ・プリンス パークタワー東京で合同会議を行った。
JOCの竹田恆和会長をはじめ関係競技団体の代表者が列席して、于再清中国オリンピック委員会副会長（国家体育総局副大臣／北京オリンピック組織委員会副会長）以下5名の中国オリンピック委員会（COC）／北京オリンピック組織委員会（BOCOG）代表団を迎えた。
会議では冒頭、竹田会長が「本年、日中両国は国交正常化35周年を迎えた。それを記念し、日中文化・スポーツ交流年として、日中の友好・相互理解を深めることを目的に両国の間でさまざまなイベントが行われているが、その一環としてこの合同会議を開くことができた。本日は、開催一年前となった北京オリンピックの現状や大会計画等、新しい情報を聞かせて頂きたい」と挨拶。于副会長は「本日はみなさんの意見を伺い、実り豊かな会議にしたい」と挨拶した。
日本留学歴もあり、長く日中スポーツ交流に多大な貢献をしてきた于副会長は、日本スポーツ界に知己も多い日本通。流暢な日本語で北京オリンピックの準備状況について、現地の映像を交えながら説明。北京オリンピックのコンセプトである『緑のオリンピック、科学技術のオリンピック、人文のオリンピック（Green Olympics, High-tech Olympics and People’s Olympics）』が実現に向かっていると報告した。
その後、参加した各競技団体の代表から選手村の食事や競技施設等についての質問があり、そのひとつひとつに于副会長が丁寧に答え、1時間半の会議を終了した。
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