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2007.10.19 その他活動

大林素子さんが子供たちにエール! JOCジュニアオリンピックカップ大会支援事業

大林素子さんが子供たちにエール! JOCジュニアオリンピックカップ大会支援事業
子供たちは真剣なまなざしで大林さんと瀬古理事の講話に聞き入っていた 写真提供:アフロスポーツ

日本オリンピック委員会(JOC)は、オリンピックを目指す次世代の子供たちに夢を与えるために、JOCジュニアオリンピックカップ大会支援事業〜オリンピアンからのメッセージ〜を実施。10月19日、東京都渋谷区の国立代々木第一体育館で「JOCジュニアオリンピックカップ/第25回全日本ジュニア新体操選手権大会」開会式後に平成19年度第一弾としてオリンピアンの大林素子さん(バレーボール)による講話を開催した。

大林素子さんが子供たちにエール! JOCジュニアオリンピックカップ大会支援事業
最初は緊張していた子供たちも、記念撮影時にはとびきりの笑顔に 写真提供:アフロスポーツ

JOCでは平成17年度より、JOC選手強化事業ジュニア対策の一環として、JOCジュニアオリンピックカップ大会時にオリンピック出場選手による講話を実施してきたが、今年度より正式事業としてスタートさせた。第一弾となる今回は、大会の開会式終了後、大会参加選手および指導者・保護者、体操関係者など約450名を対象に、大林さんが瀬古利彦JOC選手強化担当理事とのやり取りのなかで、自身がバレーボールを始めたきっかけや競技を続けていく上で大切なことなど、経験談を語った。

大林さんは、「試合は好きだったけれど、練習は大嫌いだったのでバレーボールを始めて半年くらいはさぼってばかりいた。当然、そのせいで試合ではうまく打てない。それがわかってから、練習は少しだけでも人より多くがんばろうと思うようになった。その少しを1年、2年と続けていくことが、人よりうまくなること」とアドバイス。瀬古理事も自身の経験に加え、土佐礼子選手などマラソン選手の様々なエピソードを交えながら、練習に向かう姿勢について「練習は試合だと思って本気で頑張り、試合はいつもどおりの練習だと思ってリラックスするといい」と翌日から始まる大会に向けてエールを送った。

講話を聴いた選手からは「講演のような固い雰囲気ではなかったので、瀬古さんや大林さんと直接会話ができて楽しかった」「オリンピックへの憧れが強くなった」という感想が聞かれたほか、指導者からは「この大会に出場することだけが目標だった選手が『オリンピック』を意識してくれるようになった」という声が聞かれた。

この講話は今後、11月9日に武田美保さん(シンクロナイズドスイミング)が滋賀県立体育館で開催されるJOCジュニアオリンピックカップ2007/平成19年度全日本卓球選手権大会(カデットの部)で行うほか、今年度、約10競技のJOCジュニアオリンピックカップ大会で実施される予定となっている。

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