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2007.11.29 お知らせ

竹田恆和JOC会長が鴨下一郎環境大臣を表敬訪問

竹田恆和JOC会長が鴨下一郎環境大臣を表敬訪問
左から鴨下大臣、竹田会長、松岡氏、水野副会長、板橋委員長 写真提供:フォートキシモト

環境省が推進するチーム・マイナス6%に協力している日本オリンピック委員会(JOC)は、11月28日、JOCのスポーツ界における環境保全活動について報告等を行うため、JOCの竹田恆和会長、JOC環境アンバサダーの松岡修造氏、水野正人副会長、板橋一太スポーツ環境委員会委員長が、鴨下一郎環境大臣を表敬訪問した。



顕在化する温暖化による気候変化がスポーツに及ぼす影響が大きいことを踏まえ、JOCでは、加盟競技団体とともにさまざまな環境保全活動を行っている。今回の表敬訪問で竹田会長は、こうした環境保全活動についての報告を行うとともに、今後も環境保全を理解してもらう活動をスポーツ大会やさまざまな活動を通じて加盟競技団体とともに推進していくことを鴨下大臣に明言した、と語った。また、「2016年のオリンピック招致活動では、いかに環境にやさしいオリンピックを開催するか、が重要になってくる。そういった点で環境省の専門的な資料をご提供いただきたいというお願いをした」と語り、協力をしてもらえる運びとなったこと明らかにした。

また、JOC環境アンバサダーとして活動している松岡氏は、「自然の中で競技ができなくなっていくことについては、選手たちが一番感じており、その選手たちが環境の大切さをしっかりと伝えていくことでメッセージが強くなる。鴨下大臣がスポーツについてびっくりするくらい詳しいことを知り、JOCがスポーツを通じて環境省と協力していけば、いい意味で大きな(環境保全活動の)拡がりになっていくのでは」と語った。また、北京で行われたテニスの大会で、光化学スモッグのためプレーができなくなり棄権したという自らの経験を語った上で、「スポーツと環境(の重要性)については、僕自身が非常に実感している。各競技団体が行っているジュニアの大会などでも環境ポスターの掲示がかなり目立っており、ごみの分別も非常に徹底されている。ルールを守らない人にはしっかりと伝える必要があるのでは」とスポーツと環境の重要性について熱く語った。

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