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2016.10.07 オリンピック

リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの日本代表選手団が合同パレード、80万人の大歓声に笑顔

リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの日本代表選手団が合同パレード、80万人の大歓声に笑顔
リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックのメダリストによる合同パレードが行われた(写真:アフロスポーツ)
リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの日本代表選手団が合同パレード、80万人の大歓声に笑顔
左から小池都知事、竹田JOC会長、吉田選手、上地選手、鳥原JPC会長(写真:フォート・キシモト)

 8月5日から21日まで行われたリオデジャネイロオリンピックで前回ロンドン大会を上回る史上最多記録のメダル41個(金12、銀8、銅21)を獲得したオリンピック日本代表選手団メダリストと、9月7日から18日まで行われたリオデジャネイロパラリンピックでロンドン大会を上回る24個(銀10、銅14)のメダルを獲得したパラリンピック日本代表選手団メダリストによる合同パレードが10月7日に行われました。

 オリンピックのメダリストは58名のうち体操競技の内村航平選手、水泳・競泳の萩野公介選手、バドミントンの橋礼華選手・松友美佐紀選手ら50名、パラリンピックのメダリストは38名のうち水泳の木村敬一選手、陸上競技の辻沙絵選手、ウィルチェアーラグビーの池崎大輔選手ら37名が参加し、沿道に詰めかけたおよそ80万人の大観衆の声援に笑顔で応えました。

リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの日本代表選手団が合同パレード、80万人の大歓声に笑顔
銀座での合同パレードには約80万人の観衆が声援を送った(写真:アフロスポーツ)
リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの日本代表選手団が合同パレード、80万人の大歓声に笑顔
体操の内村選手らが手を振って応えた(写真:アフロスポーツ)

 パレードに先立って行われた出発式には、公益財団法人日本オリンピック委員会の竹田恆和会長、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会の鳥原光憲会長、小池百合子東京都知事、丸川珠代東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣、松野博一文部科学大臣、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の武藤敏郎事務総長、レスリングの吉田沙保里選手、車いすテニスの上地結衣選手が参加しました。

 オリンピック日本代表選手団を代表して、主将を務めた吉田選手は「今回は初めてオリンピック・パラリンピック合同のパレードということで、普段交流ができない選手たちと同じチームジャパンとしてパレードができることを大変うれしく思っています。出場した選手を代表してメダリストがパレードをしますが、応援していただいた日本中の皆さんに、出場した選手それぞれの感謝の気持ちをこのパレードでお伝えすることができたらうれしく思います。また、今日のパレードの盛り上がりが2年後の平昌、そして4年後の東京に繋がってくれたら大変うれしく思います」と挨拶。

リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの日本代表選手団が合同パレード、80万人の大歓声に笑顔
陸上400mリレー銀メダルで感動を呼んだ飯塚選手(左)、桐生選手に大きな声援が飛んだ(写真::ロイター/アフロ)
リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの日本代表選手団が合同パレード、80万人の大歓声に笑顔
競泳の萩野公介選手、松田丈志選手と、羽賀龍之介選手ら柔道勢で記念撮影(写真:フォート・キシモト)

 続いて、パラリンピック日本代表選手団を代表して、旗手を務めた上地選手は「オリンピック選手の皆さんと一緒にパレードに参加させていただき、とてもうれしく、またすごくワクワクして今日のこの日を迎えました。リオ大会では現地まで応援に来てくださった方々、そして日本の皆さんの大きな声援が私たち選手を後押しし、最後まで力を出し切ることができました。4年後の東京ではこれまで以上にさらなる高みを目指し、また、今日この場に立っているパラリンピック代表選手を見て、私たちと一緒に頑張っていこうと思っている選手たちとともに東京大会を盛り上げていけたらと思います」と、応援への感謝の言葉とともに東京2020大会への意気込みも述べました。

 フラッグセレモニーでは東京2020大会の開催都市を代表して小池知事から、オリンピックフラッグを吉田選手に、またパラリンピックフラッグを上地選手へと受け渡されました。このフラッグは「東京2020オリンピック・パラリンピックフラッグツアー」として、10月8日から都内区市町村を巡回するとともに、日本全国に届けられる予定となっています。

 午前11時15分からスタートしたパレードは、銀座八丁目交差点〜銀座通り口〜日本橋室町・三井不動産本社前の中央通り約2,500mで約40分間行われました。

リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの日本代表選手団が合同パレード、80万人の大歓声に笑顔
パラリンピックの女子マラソンで銀メダルを獲得した道下美里選手も笑顔(写真:アフロスポーツ)

 選手団は4台のバス、2台のトレーラーに分乗。バスの1号車には橋本聖子団長、体操競技の白井健三選手、レスリングの伊調馨選手、ウエイトリフティングの三宅宏実選手、卓球の福原愛選手ら、2号車には田裕司総監督、陸上競技の桐生祥秀選手、水泳・シンクロの乾友紀子選手、バドミントンの奥原希望選手、カヌーの羽根田卓也選手ら、3号車にはパラリンピックの大槻洋也団長、陸上競技の山本篤選手、マラソンの岡村正弘選手、自転車競技の鹿沼由理恵選手、柔道の廣瀬誠選手、水泳の津川拓也選手ら、4号車には山下泰裕副団長、水泳・競泳の松田丈志選手、柔道のベイカー茉秋選手、田知本遥選手ら、トレーラーの1号車にはパラリンピックのウィルチェアーラグビーチーム、2号車にはボッチャの木谷隆行選手、陸上競技の佐藤友祈選手らが乗車しました。

 選手たちは沿道からの大歓声に手を振ったり、メダルを見せたりしながら笑顔で応えるなど、日本代表選手団を応援していただいた方々に感謝の気持ちを伝えるとともに、東京2020大会に向けた機運をさらに高めました。

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