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2008.11.27 選手強化

原田早穂さんが子供たちにエール!JOCジュニアオリンピックカップ大会支援事業

日本オリンピック委員会(JOC)は、オリンピックを目指す次世代の子供たちに夢を与えることを目的に、「JOCジュニアオリンピックカップ大会支援事業〜オリンピアンからのメッセージ〜」を実施している。

今年度の第5弾は、11月22日、宮崎市総合体育館で開催された「JOCジュニアオリンピックカップ2008/平成20年度全日本卓球選手権大会(カデットの部:14歳以下の部)」で実施。大会参加選手及びその指導者・保護者、卓球関係者など約1,300名を対象に、アテネオリンピックおよび北京オリンピックのシンクロナイズドスイミングメダリストである原田早穂さんが開会式前に講話を行った。

原田さんは、北京オリンピック日本代表の公式スポーツウエアで登場。競技を始めたきっかけから、苦しいトレーニングを乗り越えてきた経緯などを語った。その中で、「どんなに相手が強くても、自分のやってきた練習量と、その練習をやり切った事への自信があれば、心が強くなり必ず勝てると思えるようになる」、「一緒に(苦しい練習を)乗り越えてきた仲間は、一生の宝物になる。皆も、今はライバルとして戦わなければならない場面があるかと思うが、(共に競い合っている)この仲間を大切にしてほしい」とアドバイス。また、「2016年に日本でオリンピックを開催するための招致活動をしているが、そのオリンピックでは、この大会に出場した皆が日本代表として出場して、是非活躍してほしい」と力強くエールを送った。

講話終了後、原田さんは選手との交流を深めるために設置したふれあいブースで、サインや写真撮影等を実施。選手一人ひとりに声をかけ、エールを送った。また、アテネと北京の二つのオリンピックで獲得した銀・銅両メダルを披露すると、手に触れた選手からは、「北京オリンピックで活躍した原田さんと直接話ができたことが嬉しかった」「メダルがとても重く感じられた」とういう感想が聞かれたほか、講話を聴いた保護者や指導者からは「オリンピックをより身近に感じ、自分の子供にも是非出場してもらいたいと思った」「今までも挨拶の大切さを子供たちに言い続けてきたが、メダリストが改めて話してくれたので良かった」という声が聞かれた。

この講話は、来月12月にもトランポリン、バレーボール、ハンドボールの3大会で実施される。

原田早穂さんが子供たちにエール!JOCジュニアオリンピックカップ大会支援事業
講話の様子
原田早穂さんが子供たちにエール!JOCジュニアオリンピックカップ大会支援事業
選手との交流時の様子

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