日本オリンピック委員会(JOC)は、6月9日、第29回オリンピック競技大会(2008/北京)日本代表選手団の主将に鈴木桂治選手(柔道)、旗手に福原愛選手(卓球)を決定し、都内で記者会見を行った。
会見では、まず日本代表選手団団長の福田富昭JOC選手強化本部長から、鈴木選手と福原選手に決定した経緯が紹介され、その後、両選手がそれぞれ挨拶した。
鈴木選手は、「まずは選手としてきっちりと結果を出し、その後主将としての役割を果たしたい」という挨拶の後、「北京オリンピックは、自分にとって一つの区切りになる。アテネオリンピックでは100kg超級で金メダルを獲得したが、本来の階級は今回出場する100kg級。2階級制覇を目指してがんばりたい」と意気込みを語った。
福原選手は、「このような大役は大変光栄。しっかりと試合の方もがんばりたい」と挨拶した後、中国スーパーリーグに参戦した経験から「北京はホームではないけれど、アウェーでもない気がする」と話し、「(四川大地震で)被災した方々に少しでも自分のプレーが励みになるように、勇気を与えられるようにできればいいと思う」と語った。
日本代表選手結団式は7月28日。それまでの間、日本代表選手の認定を行い、順次JOC公式サイトで公開していく。
写真提供:アフロスポーツ
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