第6回アジア冬季競技大会（2007／長春）が開幕！
1月28日、午後8時（日本時間、28日午後9時）から第6回アジア冬季競技大会（2007／長春）の開会式が長春のWuhuan Gymnasium行われた。
初めに胡錦濤中国国家主席とアジアオリンピック評議会（OCA）のシェイク・アーマド・アルファハド・アルサバ会長が拍手で迎えられ舞台に登壇。
次にOCA旗と大会旗がまずは入場し、これに続いて各国・地域の選手団が入場した。日本代表選手団は旗手の福田修子選手を先頭に、スタンドに手を振ってにこやかに入場した。また最後にホスト国、中国の選手団が入場すると、会場には大歓声が沸き起こった。
胡錦濤国家主席が大会の開会を宣言。OCA旗、大会旗が掲揚され、次に中国オリンピック委員会の会長でもある、リウ・ペン大会組織委員会会長が「オリンピック精神のもと、友好的に戦いベストを尽くしいい成績を収めてほしい。アジア冬季大会を魅力的な大会にするため、また37億人のアジアの友好と調和のため、この大会を成功させよう」と挨拶した。
またOCAのアルサバ会長は「アジア冬季大会は世界の主要な、将来へと続くスポーツイベントの始まりであり、広大なアジア大陸の異なった文化の交流の基盤である」と挨拶した。
会場には中国のフィギュアスケーター、チェン・ルー選手がトーチを掲げて入場。それから会場の外へ出て5人の点火者にバトンタッチ。彼らが3本のレーザーワイヤーに着火すると、点火台に向かって3本の光が走った。そして大きな点火台に「大会の火」が灯った。
その後セレモニー会場では「冬に燃える長春」をタイトルにしたショーに観客が魅了された。ショーは3ブロックで構成され、それぞれのテーマは「中国北東部の情熱」、「中国の魅力」「アジアの息づかい」。雪と氷の中、文化的イメージで紹介された。そして太陽が昇る場面では、その幻想的な雰囲気に魅了されて会場が静まり返っていた。
第6回アジア冬季競技大会（2007／長春）は2月4日まで8日間、吉林省長春を中心として5競技47種目が行われる。
そして日本代表選手団の村里団長と福田旗手から開会式参加後のコメントが届いた。
村里敏彰団長
「中国、長春の熱意とホスピタリティーを感じるすばらしい開会式でした。選手たちもいい試合、いい勝負にこだわってもらい、最高のパフォーマンスを発揮してもらいたいと強く思います」
福田修子旗手
「このようなすばらしい大会で初めて旗手を務めさせていただき誇りに思います。私のスキー人生の中でも非常に良い思い出になりました。長春はすごい歓迎ムードで、これを自分にプラスにして、良い感じで自分の力に出来ればと思います。明後日がんばります！！」
CATEGORIES & TAGS