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2022.07.13 キャリア支援

アスリートのセカンドキャリア支援「アスナビNEXT」:キャリアデザインセミナー「スポーツメーカーの現状」を実施

アスリートのセカンドキャリア支援「アスナビNEXT」:キャリアデザインセミナー「スポーツメーカーの現状」を実施
キャリアデザインセミナー「スポーツメーカーの現状~変進するデサントでの働き方~」を実施

日本オリンピック委員会(JOC)は6月27日、JOCキャリアアカデミーキャリアデザインセミナー「スポーツメーカーの現状」をオンラインで開催しました。

 このセミナーは、トップアスリートのセカンドキャリア支援「アスナビNEXT」の一環として実施。今回のセミナーでは、業界研究の一環として、アスリートの身近に存在するスポーツメーカーをテーマにJOC強化指定選手・強化スタッフ27名が参加しました。

 はじめに、中村祐樹JOCキャリアアカデミー事業ディレクターが「キャリアデザインのすすめ」と題した講義を行い、「状態や結果にフォーカスするのではなく、自らデザインする力、姿勢、取り組むプロセスに力点をおきたいと思っています。これから起きる様々な出来事に対して柔軟に対応し、『リデザイン』し続ける力を養ってください」と述べ、「今回は皆さんの身近なスポーツ業界の構造や現状を聞くことで、今後いろいろな業界を知る上での第一歩にしていただければと思います」とアドバイスしました。

アスリートのセカンドキャリア支援「アスナビNEXT」:キャリアデザインセミナー「スポーツメーカーの現状」を実施
デサントジャパン株式会社の諸隈直樹さん
アスリートのセカンドキャリア支援「アスナビNEXT」:キャリアデザインセミナー「スポーツメーカーの現状」を実施
デサントジャパン株式会社の三好さくらさん

 本セミナーは2部構成で行われました。 第1部は「スポーツメーカーの現状」として、バレーボール日本代表に2000年から2005年まで選出され活躍、2009年から2012年には日本代表コーチを歴任された後、2018年にアスナビNEXTを通じて、デサントジャパン株式会社に入社した諸隈直樹さん、同じくデサントジャパン株式会社の三好さくらさんが講師を務めました。諸隈さんはまず、スポーツメーカーの動向や会社概要、スポーツマーケティング業務について参加者に質問を投げかけながら説明。その後、三好さんがMD(マーチャンダイザー)の業務内容や仕事のやりがいを説明し、会社には様々な部署や業務内容があることを伝えました。

 第2部は「ビジネスで活用できるスポーツで培った力」として、諸隈さんは『人間力』、『準備力と帳尻力』、『人に任せる信頼力』、『目標を達成するために取り組む力』の4つを挙げ、実際にビジネスの場面で発揮できるタイミングを自身の経験を交えて説明。そのうえで「まさに今、皆さんが競技で一生懸命ベストを尽くし取り組んでいることが、セカンドキャリアやその先のキャリアを形成していくなかでも、非常に大きなことだと思います」と語りました。そして最後に「今皆さんがやっていることに自信を持っていただきたいですし、僕自身も今考えると、本当に素晴らしいことをやっていたんだなと思います。ただ、それが終わった後も、もっと素晴らしいこと、楽しいことが世の中にはたくさんあるので、知らないことを『怖い、嫌い』という感情ではなく、『楽しそう、新しい自分に出会えるかも』というような感覚で、今後のキャリアをデザインしていただきたいと思います」とメッセージを贈りました。

 最後に、参加者からの質疑応答を行い、本セミナーを締めくくりました。

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