東京五輪の空手男子組手75キロ超級で銅メダルを獲得し、3月に現役引退を表明した荒賀龍太郎さん(31)が11日、オンラインで取材に応じ「空手界初の五輪を集大成にすると決めていた。五輪で肩の荷が下り、幸せな現役生活だったと思えた」と決断の理由を語った。
京都府出身の荒賀さんは2009年に史上最年少の19歳で全日本選手権を制し、16年の世界選手権も優勝した。4月からは母校の京産大空手部の監督を務める。「世界王者を輩出できるようなチームづくりをしていきたい」と話した。
競技の普及、発展にも尽くしたいとし「地元で『荒賀龍太郎杯』を開きたい」と意気込んだ。(共同)
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