体重無差別で争う柔道の全日本選手権は26日、東京・講道館で行われ、24歳の太田彪雅が昨年と同じ顔合わせとなった決勝で、2016年リオデジャネイロ五輪男子100キロ級銅メダルで2連覇が懸かった30歳の羽賀龍之介を破って初優勝した。延長の2分10秒に小外刈りで技ありを奪った。
太田は足技がさえ、初戦の2回戦から5試合を力強く勝ち抜いた。準決勝では優勝3度を誇る29歳の王子谷剛志を指導3の反則勝ちで仕留めた。
3位は王子谷と垣田恭兵で、旭化成勢が4強を独占。男子100キロ超級で6月の世界選手権覇者の影浦心は振るわず、準々決勝で垣田に指導3の反則負けを喫した。(共同)
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