MENU ─ ニュース
2018.08.02 選手強化

「東京2020オリンピックを目指すアスリートを応援しよう〜JOCオリンピック選手強化寄付プログラム with Visa〜」JOC・Visa共同発表会を開催

「東京2020オリンピックを目指すアスリートを応援しよう〜JOCオリンピック選手強化寄付プログラム with Visa〜」JOC・Visa共同発表会を開催
「JOCオリンピック選手強化寄付プログラム with Visa〜」共同発表会が行われた(左から安渕聖司ビザ・ワールドワイド・ジャパン代表取締役社⻑、竹田恆和JOC会長)(写真:フォート・キシモト)

 日本オリンピック委員会(JOC)は7月26日、東京都内で「東京2020オリンピックを目指すアスリートを応援しよう〜JOCオリンピック選手強化寄付プログラム with Visa〜JOC・Visa共同発表会」を行いました。
 「JOCオリンピック選手強化寄付プログラム with Visa」は、ワールドワイドオリンピックパートナーであるVisaの協力のもと、オリンピックを目指すトップアスリートを支援するための寄付プログラムとして2015年9月にスタート。このたび、Visaカード保有者がご自身のカードを利用して、東京2020大会を目指すアスリート支援を目的に寄付すると、Visaがその金額と同額を寄付するマッチング形式プログラムを2018年9月より新たに開始することになりました。

「東京2020オリンピックを目指すアスリートを応援しよう〜JOCオリンピック選手強化寄付プログラム with Visa〜」JOC・Visa共同発表会を開催
安渕聖司ビザ・ワールドワイド・ジャパン代表取締役社⻑(写真:フォート・キシモト)
「東京2020オリンピックを目指すアスリートを応援しよう〜JOCオリンピック選手強化寄付プログラム with Visa〜」JOC・Visa共同発表会を開催
竹田恆和JOC会長(写真:フォート・キシモト)

 共同発表会では、主催者を代表して安渕聖司ビザ・ワールドワイド・ジャパン代表取締役社⻑が本プログラムの内容を説明。従来のプログラムと比べ2倍の寄付金が東京2020大会を目指すアスリートに届く仕組みになることから、「この寄付プログラムは、東京2020大会での夢の実現に向けて挑戦するアスリートの皆さまを、ファンの皆さまと、JOC、そしてVisaが一丸となって支援するプログラムです。アスリートを支援することで、2年後に迫ったオリンピックを盛り上げていきたいと思います」と述べました。

 続いて挨拶に立った竹田恆和JOC会長は、2015年の寄付プログラムスタート以来、数多くの賛同と寄付が届けられており、それらは選手たちの強化合宿、用具の購入、情報の収集、スポーツ医科学などのサポートに役立てていることを報告。感謝の言葉を述べるとともに「東京2020大会におきましては、現在JOCでは金メダル獲得数30個、世界第3位を目指しており、また、全競技団体が入賞を目指すという大変高い目標を掲げております。この高い目標を達成するためにも、この寄付プログラムを最大限活用いたしまして、アスリートが競技に専念できる環境を作るべく最大限の努力をしてまいりたいと思っております」と誓いました。

「東京2020オリンピックを目指すアスリートを応援しよう〜JOCオリンピック選手強化寄付プログラム with Visa〜」JOC・Visa共同発表会を開催
村田諒太選手は東京2020大会に向けたアスリート支援を呼びかけた(写真:フォート・キシモト)
「東京2020オリンピックを目指すアスリートを応援しよう〜JOCオリンピック選手強化寄付プログラム with Visa〜」JOC・Visa共同発表会を開催
東京2020大会のマスコット「ミライトワ」も登場(写真:フォート・キシモト)

 次に行われたトークセッションでは、ゲストとしてロンドンオリンピックのボクシングミドル級金メダリスト、村田諒太選手が登壇。7月22日に名前が発表されたばかりの東京2020大会マスコット「ミライトワ」も登場し、村田選手は「日本には希望が必要。とてもいい名前だと思います」と笑顔で初対面の感想を話しました。
 2012年ロンドンオリンピックでの快挙から6年。当時のことを「よく覚えています。人生が変わる瞬間というか、変わるきっかけをくれた瞬間。夢を見ているような気持ちだったのを覚えています」と振り返った村田選手。2年後に迫った東京2020大会に関しても「ロンドンのときにも国全体の盛り上がりを感じましたし、それが選手の力になります。声援の力というのはすごく大きいので、東京2020大会では多くの日本人アスリートが大活躍してくれると思います」と期待感を語りました。

 ただ、その一方で村田選手は「金銭的な問題を抱えている選手は多い。競技に専念できる環境を作ることが大切です」と、アスリートを取り巻く厳しい現状を訴えました。それだけに本プログラムについて「こうしてアスリートを支援していただけることは本当に大きいですし、その恩恵のおかげで東京2020大会のメダリストが増えると思います。メダルをとった選手をサポートするのではなくて、メダルをとるために選手をサポートするんだという気持ちで皆さまもご協力いただければと思います」と、さらなるアスリート支援を呼びかけました。
 また、村田選手自身は2年後を想像し「オリンピック出身のアスリートとしては東京2020大会が非常に楽しみですし、なんらかの形で選手のサポートをできれば」と述べると、東京2020大会を目指すアスリートに向けて「オリンピックはゴールではなく、人生にとっての1つの分岐点だと思いますので、それをきっかけに選手の皆さんが成長することが一番だと思います」とエールを送りました。

 本プログラムの寄付受付期間は2018年9月から2年間(予定)。Visaカード保有者がご自身のカードを利用し、JOC公式ウェブサイト上の寄付プログラムページ上から500円を1口として寄付いただけます。(※JOC公式ウェブサイト内の寄付プログラムページは2018年9月に更新予定です)

ページをシェア

関連リンク


CATEGORIES & TAGS


選手強化 の最新ニュース

    最新ニュース一覧