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2009/02/13
【オリンピック招致】東京都が2016年オリンピック招致の立候補ファイル「開催計画書」を発表!

2016年にオリンピック開催を目指している東京オリンピック・パラリンピック招致委員会は、2月13日、都内において第31回オリンピック競技大会の立候補ファイル「開催計画書」の内容を発表した。

立候補ファイルは、ローザンヌ(スイス)のIOC (国際オリンピック委員会)へ現地時間の2月12日、同委員会3名のスタッフが現地を訪れて提出。水引をモチーフにした招致エンブレム「結び」を配した風呂敷に包まれた立候補ファイルは、金具を一切使わない日本独自の製本方法である「和綴じ」を採用し、環境オリンピックを謳う同委員会のコンセプトをアピールした。

発表された立候補ファイルでは、大会理念を「平和に貢献する 世界を結ぶオリンピック・パラリンピック」とし、「世界平和」を掲げた。また、大会コンセプトを「世界最高の環境 ヒーローたちの檜舞台」とした。

これについて、同委員会会長の石原慎太郎東京都知事は、20世紀は戦争の世紀であり、地球規模の環境破壊の世紀であったが、「平和の祭典オリンピック・パラリンピックを、世界で唯一戦後60年、一貫して平和を貫いてきた日本で開催することで、平和の尊さを世界に訴えよう」「環境技術先進国の日本、そして世界の都市の中で最も先駆的な取り組みをしている東京から地球環境の大切さを世界に発信しよう」とコメント。また、同委員会副会長である竹田恆和JOC会長からは、選手村の半径8km圏内に競技会場の95%が配置され、そのうちの7割の選手は10分以内に競技会場に到着できるという会場配置計画について、「選手が最高の舞台で競技ができることを目指したアスリート・ファーストの理念に基づいた選手村」と自信の言葉が述べられた。

計画には、アスリートからの提案も反映。小谷実可子同委員会理事は、世界に誇る日本の食文化を満喫できるメニュー、開放感溢れるガラス張りのメインダイニング、カジュアルダイニング、スパ等のリラクゼーション施設設置を要望したとコメント。また、この日現役アスリートとして同委員会理事に就任した室伏広治理事からは、選手村への高い評価とともに「日本はアンチ・ドーピングに力を入れており、不正に対する厳しい目も持っている」と、日本ではクリーンなオリンピック開催が実現できるだろうとの見通しが述べられた。

なお今後は、IOC評価委員会メンバーが立候補ファイルの内容について精査・検証を行うため、4月14日〜20日、東京を視察。6月、ローザンヌにおいてIOC委員に向けてテクニカルミーティングを行った後、立候補4都市のプレゼンテーションなどを経て、10月2日、コペンハーゲン(デンマーク)で行われる第121次IOC総会で開催都市が決定される。

写真提供:アフロスポーツ

○関連リンク
東京オリンピック・パラリンピック招致委員会     http://www.tokyo2016.or.jp/jp/

都内で立候補ファイルを発表(左から谷川健次副会長、室伏広治理事、竹田恆和副会長、石原慎太郎会長、小谷実可子理事、河野一郎事務総長

和綴じの立候補ファイル(上)は、招致エンブレム「結び」を配した風呂敷に包まれて提出された(下)

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