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2009/04/13
【オリンピック招致】「2016年東京オリンピック・パラリンピック開催決定をめざす日本スポーツ界決起集会」を開催!

日本オリンピック委員会は、半年後に迫った2016東京オリンピック・パラリンピック開催決定に向けて、日本のスポーツ界が一丸となって招致活動を進めていくため、4月13日、「2016年東京オリンピック・パラリンピック開催決定をめざす日本スポーツ界決起集会」を都内で開催した。

東京が開催都市としてふさわしいかどうかを判断するIOC評価委員会の来日を翌日に控えたこの日、会場には、東京オリンピック・パラリンピック招致関係者、競技団体関係者、文部科学省ほか関係省庁、政界・財界関係者など、約500人が結集した。

竹田恒和JOC会長は、「45年前、戦後復興間もない日本で東京オリンピックが開催され、大成功を収めた。当時は、高校2年生だったが、日本人としての誇りを強く感じ、希望を取り戻したと感じた。日本選手の大活躍は日本中を熱狂させ、その感動は生涯忘れることはない。その思いを、次代を担う子供たちにも経験させてあげたい」と、開催への意欲を改めて強調した。さらに、来日するIOC評価委員会の視察に際し、「開催に対する日本の情熱、ホスピタリティー精神を感じてもらう絶好の機会」と述べ、各競技施設への訪問に際し、各競技団体関係者に向けオリンピックに出場経験のあるオリンピアンたちへの協力を要請した。また、「IOC委員一人ひとりへのアプローチが大切」とし、政界財界、競技団体、JOC関係者などが持つ国際的な人脈を活用し、東京への1票につなげてもらえるよう重ねて尽力を要請。最後に、1964年の東京オリンピックのレガシー(遺産)である施設が築50年となっているが、2016年大会に合わせて改修することで、これからさらに50年後も残していけるよう、なんとしても勝ち取りたい、と語った。

続いて、来賓から塩谷立文部科学大臣が「50年の時を経て、今またオリンピックを開催し、日本を盛り上げていこう」と挨拶。森喜朗日本体育協会会長・2016年オリンピック日本招致推進議員連盟会長からは、初代の日本体育協会会長であった嘉納治五郎がアジアで初めてのIOC委員となって今年で100年目になることが紹介されたほか、1964年の東京オリンピック時に長男が誕生したエピソードが披露され「子供たちや孫たちにも、忘れられない思い出を残してあげたい」と、開催実現のための協力が呼びかけられた。

また、石原慎太郎東京オリンピック・パラリンピック招致委員会会長からは、東京の優位性として、温室効果ガスの排出枠を売買する“排出量取引”について世界市場の創設を検討している国際組織“ICAP”へ4月から東京が参加したほか、ディーゼル車の排ガス規制、蛇口をひねればきれいな水が飲める“東京水”など、東京が世界に類を見ない環境都市であることが述べられた。また、開催における財政面については、政府の財政保証を得ていること、それに頼らないほど東京の財政が安定していることをアピール。そのほか、用地取得、治安、食文化などの面においても、東京には優位性があると述べ、「世界の友人に、是非、こういった東京の魅力を伝えてほしい」と、スポーツ界全体への協力を呼びかけた。

アスリートの立場からオリンピック・パラリンピック招致を呼びかけるため、この日は多数のオリンピアンも来場。バルセロナ大会で銀メダル、アトランタ大会で銅メダルを獲得した女子マラソンの有森裕子東京オリンピック・パラリンピック招致大使をはじめ、北京オリンピック・パラリンピックのメダリスト16名が登壇し、それぞれ応援メッセージを発表。会場からは、一人ひとりに賛同の拍手が湧き起こった。

日本オリンピアンズ協会からは、招致への協力活動として独自に3月に行なった日本各地のオリンピアン3000名の署名活動結果、1ヶ月間で2万人の署名が集まったことが発表され、早田卓次日本オリンピアンズ協会理事長から、石原会長に署名名簿が進呈された。

最後に、市原則之JOC専務理事より閉会の挨拶が述べられ、「オリンピックの素晴らしさは、貧しい国の選手も豊かな国の選手も、選手村という同じベッドを使い、同じ食事をし、そして思い切った戦いをして勝者と敗者が生まれた時に、勝者は敗者に対し心を配り、敗者は勝者に対して尊敬の念を持つということ。ここに本当のスポーツマンシップが生まれるのではないか。これがスポーツのファイティングスピリッツ、フェアプレイ、フレンドシップである」と、スポーツの素晴らしさ、オリンピックの巣晴らしさが確認された。その後、塚原光男JOC理事の音頭により、「東京開催をめざして、頑張ろう」と開催決起のシュプレヒコールが行なわれ、万雷の拍手で決起集会が終了した。

IOC評価委員会は、14日来日し、18日までの間、会場の視察や立候補ファイルの内容について検討を行なう予定となっている。

写真提供:フォート・キシモト

○関連リンク
東京オリンピック・パラリンピック招致委員会     http://www.tokyo2016.or.jp/jp/
2016年東京オリンピック・パラリンピック招致活動について     https://www.joc.or.jp/2016/

挨拶する竹田JOC会長

「東京開催をめざして、頑張ろう」のシュプレヒコールで決起

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