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2005/02/23
アテネ芸術オリンピック「オイディプス王」公演参加実行委員会よりJOCに寄付金贈呈

2月22日(火)、渋谷Bunkamuraシアターコクーンにおいて、「2004年アテネ芸術オリンピックに『オイディプス王』公演参加を実行する会」からJOCへの寄付金贈呈式が行われた。

これは、昨年アテネで開催されたオリンピックにかかわる文化事業の一環として、カルチュラル・オリンピアードで上演された蜷川幸雄氏演出によるギリシャ悲劇「オイディプス王」の公演を成功させた同実行委員会が、残余財産4,163万2,727円をスポーツ界のために寄附するもので、同実行委員会森喜朗会長、JOC竹田恆和会長、演出家の蜷川幸雄氏の出席のもと行われた。

森会長はこの経緯を、2001年に日本の首相として初めてギリシャを公式訪問し、主脳会談を行った。翌2002年にはギリシャのシュミテス首相が来日し、その席で2004年にアテネオリンピックで開催されるカルチュラル・オリンピアードに、蜷川氏演出による「オイディプス王」の公演を是非お願いしたいという要望があった。これを受けて実行委員会を設置し、実現に向けて資金調達を行った。
ギリシャ公演は大成功し、残余財産を次の北京オリンピックの文化プログラム等に活かすことが一番という結論を得て、実行委員会の解散に伴いJOCに寄附することとした、と説明。

竹田会長は、カルチュラル・オリンピアードはオリンピックを開催する都市で毎回行われ、昨年はアテネで開催された。日本とギリシャという文化の異なる国が友好を深め、オリンピックムーブメントに貢献できた。ギリシャの公演では出演者の方々の最高のパフォーマンスに感動した。アテネではスポーツで16個の金メダルを獲得したが、この「オイディプス王」の成功は17個目の金メダルに値する、文と武の融合を感じている。
この寄付金は北京大会等へ向けて展開する文化プログラムに有効に活用したい、と感謝の気持ちを語った。

演出を担当した蜷川氏は、日本の文化を世界に知らしめることができたとしたら、これ以上の幸せはない。残された財産が次へバトンタッチできることは最高の演出ではないか。これからも国境を超える作品を作り続けたい、とコメントした。

※写真提供:アフロスポーツ

贈呈式後のフォトセッション(左から 演出家の蜷川氏、実行委員会森会長、JOC竹田会長)

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