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故八木祐四郎JOC会長合同葬 10月10日・東京

 先9月9に急逝した日本オリンピック委員会(JOC)の八木祐四郎会長(72)の東京美装興業(株)、(財)日本オリンピック委員会、(財)全日本スキー連盟、(社)全国ビルメンテナンス協会による合同葬が10月10日、東京都港区の新高輪プリンスホテルでしめやかに行われた。
 
 旧体育の日に当たるこの日の東京は10年ぶりに激しい雨模様となったが、合同葬には約3000人が参列。スポーツ関係者、政財界からの参列者が、冬季競技の隆盛を築いた日本スポーツ界のリーダーに別れを告げた。
 
 スキーを愛した八木氏のために祭壇は雪山とジャンプ台を模し、遺影と愛用品などが飾られた。壇上では、葬儀委員長の堤義明JOC名誉会長(全日本スキー連盟会長)が「もうしばらく日本のスポーツ界を率いていただきたかった」と弔辞を述べたほか、学生時代から八木氏と深い親交があった前JOC会長の古橋廣之進氏が友人代表として「すべてのことに全身全霊で取り組み、1分1秒も無駄にしなかった」と悼んだ。
 
 現役選手代表では、八木氏の指揮のもとオリンピックでの金メダルを獲得したノルディック複合の荻原健司選手とジャンプの原田雅彦選手が八木氏との別れを惜しむとともに、目前に迫ったソルトレークシティ・オリンピックで力いっぱい戦うことを誓った。
 
 また海外からは国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ新会長、サマランチ前会長のほか、八木会長の発案でJOCが協定を結び、強い協力関係を築いた米オリンピック委員会のサンドラ・バルドウィン会長からは「初めて会ったその日から、言葉の違いは関係なく、私の心が魅かれた。日米間だけでなく、広くオリンピックムーブメントを展開していくことを楽しみにしていた」とのメッセージが寄せられた。
 
 最後に、現役スポーツ選手、国会議員、財界人をはじめとする参列者一人ひとりが祭壇に花を手向けながら、八木氏の冥福を祈った。